ヒュー・グラント「ラブ・アクチュアリー」の名場面が大嫌い

2022/11/30 03:31 Written by Narinari.com編集部

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ヒュー・グラント(62歳)は、映画「ラブ・アクチュアリー」での名場面の1つに数えられているダンスシーンが大嫌いなのだそうだ。

リチャード・カーティス監督による2003年公開のクリスマス映画で、英首相のデビッド役を演じたヒュー。首相官邸でポインター・シスターズのヒット曲「ジャンプ」に合わせて踊るシーンは思い出したくもないという。

米放送局ABCの特番「ザ・ラフター・アンド・シークレッツ・オブ・ラブ・アクチュアリー:20イヤーズ・アフター」に出演したヒューは、そのシーンについてこう語っている。

「脚本でそれを見て『これをやるのは嫌だろうな』って思ったよ」
「ダンスなんて本当にしたくなかった。ましてリハーサルなんてね」
「今でも、多くの人々がセルロイドに刻まれたシーン史上最も観るのが辛いものだと考えているし、僕もそれに同意するよ。気に入ってくれている人もいるけど」

しかし同シーンでは、自らアイディアも出していたそうで「でも、自分を評価している点もある。秘書の女性に見られてしまうのは僕のアイディアだったんだ。天才だね」と続けた。

一方で脚本と監督を担ったカーティスは、当時をこう振り返っている。

「彼は私が病気になったりして、『残念だけど、あのダンスシーンは出来ない』ってなることを願っていたんだと思いますよ」

ヒューはそのシーンを拒否し続けていたものの、「契約上の義務」があったことから映画から降板しなかったそうで、ヒューのダンスを目にするのは「酷く恥ずかしい」ことだったものの、それは「ただ完璧」だったとカーティスは当時を語っている。

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