俳優の大泉洋（49歳）が、10月26日に放送されたバラエティ番組「おにぎりあたためますか」（北海道テレビ）に出演。源頼朝役で参加した三嶋大社「頼朝公旗挙げ行列」を振り返った。

この日、俳優・戸次重幸（48歳）と共に、神奈川・鎌倉の旅に出た大泉。鎌倉と言えば、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」（NHK総合）で源頼朝役を演じた大泉ということで、移動中の車内では自然と「鎌倉殿」の話題に。

大泉は今年8月、3年ぶりに三嶋大社で行われた「頼朝公旗挙げ行列」に源頼朝役で参加。パレードのように練り歩き、沿道には約10万人が集まるなど、全国ニュースでも大きく報じられた。

大泉はこの「頼朝公旗挙げ行列」について、「10万人ですよ！？ 人の出10万人。1.8kmズラ〜ッ！ビッシリですよ。（沿道からは）『鎌倉殿〜！』『頼朝様〜！』『佐殿〜！』『洋ちゃ〜ん！』」と声援が飛んでいたと話し、「パレードすることが夢だったんだよ！ だって、パレードできる人ってどれだけいると思いますか？ （オリンピックで）金メダル、あとは野球で日本一とか。そうでもならないとパレードってできないっすよ」と、パレードという夢が叶った喜びを語る。

そして「『頼朝公旗挙げ行列』っていうのは毎年やってた。今回、コロナで3年ぶりだったんですけど、今までは、普通の役者さんがただ（頼朝役を）やってた。私のように、今年大河で頼朝やりましたっていう人がやるのは初めてだから、そりゃ盛り上がりますよねぇ」と自画自賛。

パレード中については「すごい光景だったなぁ…。気持ちイイなんてもんじゃない。1時間くらいず〜っと…」信じられないほど気持ちの良い、絶頂のような状態が続いていたという。

また、「あれだけドラマで嫌われたじゃない。あれだけ嫌われてたけど…（パレードの）時期も良かった。死んだあとだったから。頼朝…死に方もなんかキレイだったし。そして（頼朝が）死んだあとがまたヒドイから。鎌倉が。これだったら『頼朝が生きてた頃のほうが良かった』とみんな思ったところに、パレードがあったから」と語り、もし上総介（佐藤浩市）を殺した頃にパレードだったら「石投げられてた（笑）。『上総介を返せー！』って。危なかった。あそこでパレードだったら危なかった」と笑った。