「ブラックパンサー」監督、チャドウィックの死で引退考えた

2022/10/06 04:17 Written by Narinari.com編集部

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ライアン・クーグラー(36歳)は、チャドウィック・ボーズマンの死を受けて、監督業から引退することを考えていたそうだ。

マーベル映画「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」のメガホンをとったクーグラー監督だが、1作目でタイトルロールを演じたチャドウィックが2020年に大腸がんで他界した時、映画業界を去ろうと思ったという。

クーグラー監督はエンターテイメント・ウィークリー誌で当時をこう振り返っている。

「『この業界から立ち去ろう』っていうところまで来ていた」
「もう1本映画を作れるかどうか分からなかったんだ。まして、もう1本の『ブラックパンサー』はね。とても辛かったから。『再びこんな気持ちになるなんてできない』ってね」
「僕達が交わした多くの会話を思い返していた。彼の命が終わろうとしていると僕が気づいた頃のね。続ける方が理にかなっていると決意したんだ」

そしてクーグラー監督は、続編が「自らに誠実」であることからメガホンをとることにしたそうで、「映画製作者として自らに誠実なことをするのが仕事だ」「もし自分がやっていることを信じられなかったら、他の人々に最高の仕事をしてもらうのに苦労する。最高の仕事をするには、彼らがそれを信じなければならないからね」「結局のところ、僕達の選択が自分にとって誠実だと感じられなければならない。映画製作者が自分に誠実ではない作品を作ると、それを感じ取ることができる。そんな作品は、うまく行くわけがないと思うよ」と続けた。

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