森七菜“地元凱旋”初のワンマンライブレポート

2022/09/25 13:44 Written by Narinari.com編集部

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女優・歌手の森七菜(21歳)にとって初のワンマンライブが9月24日、彼女の地元である大分T.O.P.S Bitts HALLにて開催された。地元・大分でライブを行うのは、デビューシングル「カエルノウタ」発売記念で実施された大分パークプレイスでのイベント以来、2年8か月ぶりのこと。歌手として一段と大きく成長した彼女にとって、待望の凱旋公演となった。

今回のライブは森にとっても、非常に思い入れの強いもの。また、彼女の21歳の誕生日(8月31日)にリリースされたばかりの1stアルバム「アルバム」でも、楽曲制作依頼をするアーティストを自らアイデア出しするなど、音楽活動に対して前のめりで、心から楽しもうとする姿勢が伝わってくる。

そんな森は満員の観客を前に、名刺代わりの1曲であり今の彼女を象徴する代表曲「スマイル」のほか、ライブの中でも異彩を放つAyase作詞・作曲の「深海」など個性的なオリジナル曲の数々、このライブのために用意されたカバー曲など全14曲をバンド編成で披露。彼女のハツラツとしたボーカルと変幻自在なバンドアンサンブルの相性も抜群で、ライブハウスという場ならではの一体感も生まれ、観る者を魅了し続けた。

MCでは大歓迎のオーディエンスに向けて「ただいま!」と元気よく挨拶。「今日は私のデザインしたタオルを(首に)かけて、私のために集まってくれた人がこんなにもいるんだ」と、目の前の光景に対して喜びを隠せない様子だった。

さらに「ずっと大分に帰ってきたかったし、ずっとライブをしてみたい、みんなに会いたいなと思っていたら願いが叶って」と感慨深げに話すと、思わず涙腺が緩む一幕も。しかし「『スマイル』の女が最初に泣いています(笑)」と場の空気を和ませると、TikTokでもバズり始めているPUFFYやスピッツでお馴染みの「愛のしるし」で会場の一体感を高め、「またどこかでお会いできるように、これからも皆さんの楽しみや毎日を頑張るための源になれればなと思って、私も頑張っていきます!」と温かいメッセージを送った。

森は9月27日に、東京・harevutaiでもワンマンライブを行う。(ライブレポート:西廣智一)

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