お笑いコンビ・EXITのりんたろー。（36歳）が、9月15日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」（ABEMA）に出演。相方・兼近大樹（31歳）の“論破グセ”について語った。　　　　

番組はこの日、自身の能力や思考を高める「自己啓発」について特集。自己啓発本や自己啓発セミナーの知られざる内幕について、出版社の編集長と元セミナー講師から話を聞いた。

りんたろー。は「兼近くんの“論破グセ”みたいなものがすごい時期があった（笑）。サッと斬られるので、言い返せなくて、それで心をかき乱されていた。僕は普段あまり本を読まないけど、『反応しない練習』という本を買って、それで乗り越えた。この1冊の本で関係がより良好になりました」と打ち明けると、兼近は「つい論破しちゃうんですよ（笑）。りんたろー。さんの自己啓発についても、『そもそも自己啓発って自分で啓発するはずなのに、他人の言葉で啓発されている。それは自己啓発じゃねー！』と言っちゃって、傷つけたことがあります」と応じた。

反省の色を示した一方で、兼近は「人それぞれ育ってきた環境が違うし、物事に対しての考え方も違う。自己啓発によって『こういう生き方あるんだ！なんでだろう？』と思うことはいいけど、それを自分に落とし込むのは“自己”啓発ではなく、“他己”啓発だ！」と早速“論破”し、笑いを誘った。

また、脳科学者の茂木健一郎氏が「“売れるための本”とか絶対に読まないでしょ？」とEXITの2人に尋ねると、兼近は「芸人になりたての頃は、コント制作や漫才制作についての本を読んでいた。本の内容を活かすことはなかったけど、それを読んでない人よりは意味があったんじゃないかな？と思っている」と回答。りんたろー。も「芸人の本はめっちゃ読んだ」と応じ、茂木氏を驚かせた。