EXIT、“SNSで拡散した誤情報”訂正難しい現状に危機感

2022/09/17 11:56 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・EXITが、9月15日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。SNSで拡散された誤情報の訂正が広がらない現状に、危機感を募らせた。

番組はこの日、誤った情報がSNSで拡散された場合、その訂正文や反論はなぜ元となった情報よりも広がらないのかを考えていくことに。

番組MCを務めるりんたろー。は「攻撃する対象の中に、“攻撃を正当化できる理由”を見出せるものがバズりやすいと思っている。反対に、訂正文などがバズらないのは攻撃できる理由がないからだと思う」と持論を展開。その上で「誤情報に対する反論を拡散するためには、『こんな間違え方をして、最低!』と主張して、新たな“バズり”を生み出さなきゃいけない。でも、それは悲しみと憎しみの連鎖でしかなく、根本的な解決に繋がらない。ただでさえ、誤情報によって心をすり減らしているのに、それを泣き寝入りして黙っていることしかできない現状は『本当に大丈夫なのだろうか?』と思っている」と危機感をあらわにした。

相方の兼近大樹は「そもそも情報を拡散する時に、『この情報が事実か? 事実ではないのか?』はどうでもいいと思われていると感じている。誤情報を拡散している人の中には、悪意がなく、正義感からしている人もいて、その人たちに反論しても『言い訳だ』と言われてしまうし、また新たな誤情報が拡散されてしまうので、拡散してしまった情報を訂正することは難しくなっている」とコメントした。

また、情報の受け取り方について、兼近は「本当に必要だと思うことは、バズっている情報を見て、その原因となった背景を考えること。理解できないことが起きると“拒絶反応”があるが、『なんでこんなことが起きたんだ?』と調べてみて、『こういう関係性だから、こういうことが起きたんだ』と理解する姿勢が大事だと思う。それを知った上で、『俺だったらこういうことはしない』と自分の中で結論を出せばいい」と呼びかけた。

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