米人気歌手のニッキー・ミナージュが、自身を「コカイン中毒」と揶揄したブロガーを訴えた。ノージー・ホーこと本名マーリー・グリーンは、9月12日に公開した動画で、ニッキーはドラッグを使用していると主張していた。

「ミナージュは全てのコカインを押し込んでいる。鼻の中に全てのコカインをね。そう伝えられるところでは。ありがとう、そう伝えられるところでは。でも私達は皆それが真実であることを知っている」
「だから伝えられるところだなんて私は言わない。ニッキー・ミナージュはコカイン中毒者」

そしてノージーは、ニッキーのもうすぐ1歳になる息子についても言及、父親でニッキーの夫ケネス・ペティが1994年に16歳の少女に対するレイプ未遂で有罪となった過去を掘り出し、その子供は将来レイプ犯にならないためにセラピーに行くことになるだろうと話していた。

ニッキーの弁護士ジャッド・バースタイン氏は「マーリー・グリーンは酷いものです。ニッキーの1歳の息子についてのコメントは基本的な品位が欠如した人間のコメントです」「この訴訟後、『ノージー・ホー』という名前を使うことはできなくなるでしょう。その判決に支払うお金がない場合、我々はその商標を取り上げる予定です」「ニッキーに関して似たような嘘を拡大させている人たちは似た運命を辿ることになります。メディアやSNSなどで意図的に嘘をばらまきニッキーを攻撃している人々には引き続き訴訟を起こしていく所存です。最終的に教訓を学ぶこととなるでしょう」と話している。

今回ニッキー側は、ノージーに対して名誉棄損により7万5000ドル（約1000万円）の損害賠償を求めているという。

一方のノージーはインスタグラムでのニッキーとのDMのやり取りを公開。ニッキーの「あなたが支払うお金を持っていないことは知っているわ。YouTubeの広告からのささやかな収入を全て失うことは相当な打撃となるはず。あなたはその道を辿る大勢の人間の最初の1人に過ぎない」というメッセージに、「気は確かなのニッキー？ 訴訟の申し立てはうまく行っている？ 私は怖くもないし、怖気づいたりなんかしないわ」と回答、ニッキーは「イェーイ！」と煽っていた。