“巨匠”ジャン=リュック・ゴダール監督が死去

2022/09/14 10:15 Written by Narinari.com編集部

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ジャン=リュック・ゴダール監督が死去した。享年91。「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」などの作品で、フランス映画界のヌーベルバーグの旗手として知られたゴダール監督が亡くなったことを、9月13日、親しい友人らが仏リベラシオン紙に明かした。

パリで生まれ、スイスで育ったゴダール監督は、学生時代に出会ったフランソワ・トリュフォーらと60年代に当時のフランス映画界を強く批判したヌーベルバーグと呼ばれる映画革新運動の中心人物として活躍。その作品の数々はクエンティン・タランティーノなど現代監督たちに大きな影響を与えた。

1983年には「カルメンという名の女」でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。2010年にはアカデミー名誉賞も与えられたほか、2018年には「イメージの本」がカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを超越する作品として特別に設けられた“スペシャル・パルムドール”を受賞していた。

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