女優・市川由衣(36歳)が、9月10日に放送されたトーク番組「二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜」(テレビ東京系)に出演。デビュー前、当時ゲームセンターに設置されていたオーディションの機械でグランプリをとったことについて語り、TOKIO・松岡昌宏、博多大吉を驚かせた。
この日、ゲスト出演した市川は、番組ホストの松岡、大吉とは初対面。市川は14歳でデビューしたと話し、そのきっかけについて「スカウトですね」と語る。
すると、大吉が「ゲームセンターでどうの…というのは?」とたずねると、市川は「そうです、そうです。あれはデビュー前なんですけど、昔、ゲームセンターにオーディションの機械があったの知りません? プリクラみたいな機械」と、1997年に全国のゲームセンターなど、約1000台が設置された世界初のオーディションマシーン「スタアオーディション」について話し始める。
それは「本当にプリクラみたいな機械で、それが第一次審査みたいになっていて。こういう表情をしてください、とか。写真を撮ったりとか。質疑応答がコンピューターとあって。それにまず合格したら書類が出てくるんですよ。それを自分で郵送して」と、流れを説明。松岡は「機械が判定するの? いまと違ってAIとかじゃないわけでしょ?」と素朴な疑問を抱いたが、市川も細かい判定の仕組みについては「わからないです(笑)」と笑った。
大吉は「僕ら当時、たぶん(市川が)受けられた頃にゲーセンよく行ってたんで。その機械、福岡にもあるんです。これとんでもないスター生まれるんじゃないの? とか言ってた記憶がすごくあって」とコメント。市川は「第1回目のグランプリは妻夫木聡さんなんです」と明かすと、大吉も松岡も「えっ!」と絶句、松岡は「妻夫木なの!? 妻夫木はそこからホリプロに入ったってこと?」と信じられないといった表情で驚き、市川は「アミューズさんとホリプロさんと、ニッポン放送さんの合同オーディションみたいな感じだったんですよ」と説明、松岡は「すっげぇ…すげえじゃん、本物じゃんそのゲーム」、大吉も「あのゲーセン、妻夫木さん生んだの??」と再び絶句した。
市川は「私、3回目(第3回)でグランプリとったんです。で、グランプリとったから、(事務所に)絶対入れるって思うじゃないですか。入れなかったんです…。悲しいですよね。あはは(笑)」と明るく話したが、その後のデビューへの道筋については語らず、この話題を締めくくった。
なお、バンダイナムコ エンターテインメントのホームページに残されているプレスリリース「史上最大級!750万人が参加した最終公開オーディション『超ビッグオーディション・ファイナル』グランプリ決定!!」(平成11年3月29日)では、当時中学1年生、13歳の市川がグランプリを獲得したことを発表。このときの敢闘賞(ナムコ賞)に、俳優・塩谷瞬(当時16歳)を選んだことも併せて発表している。