シンガーソングライターのmiletが8月21日、ZOZOマリンスタジアムと幕張メッセ（千葉）で開催された「サマーソニック2022」最終日、“UKロックの雄”クーラ・シェイカーのライブにサプライズ登場した。

かねてからクーラ・シェイカーの大ファンであることを公言し、バンドの最新アルバムへコメントも寄せていたmiletとクーラ・シェイカーは、この日同じマウンテン・ステージに登場し、miletが出番を終えた直後にクーラ・シェイカーのライブがスタート。

「ヘイ・デュード」でライブは幕開けを飾り、フロアは早くもヒートアップ。その後も緩急つけた煌びやかなロックンロールサウンドで観客を沸かせ、ラスト前に披露された「ハッシュ」で会場のボルテージも最高潮に。そして最後の楽曲が披露される前、ヴォーカルのクリスピアン・ミルズが「本日は最後に特別なゲストをステージに招待したい」と告げ、miletが登場した。

予想もしなかったサプライズにフロアからは大きな歓声があがり、興奮渦巻く中、クーラ・シェイカー屈指の名曲「ゴヴィンダ」がスタート。会場にmiletの美しい歌声が響き渡る中、感動のパフォーマンスがフィナーレを迎え、最後にmiletとメンバーが抱擁を交わし、ステージを後にした。

共演を終え、miletは次のようにコメントしている。

「昔から私にとってのヒーローだったKula Shakerとの共演。オファーの連絡を頂いた時、これは夢だと思いましたが、いざ共演させて頂いた今もまだ夢の中にいるような感覚。正直、ステージ上の出来事は緊張と喜びに溢れすぎていて、あまり記憶にないので、昇天している私の姿を見守っていただいた多くのみなさん、私の代わりに覚えていてもらえたら嬉しいです。これからも世界一大好きなKula Shaker。Thank you and I love you Kula Shaker FOREVER。Crispian, Alonza, Pauli, Harry みんなの愛と優しさに心から感謝します」