スティーヴン・キングの小説「レギュレイターズ」映画化

2022/08/13 08:44 Written by Narinari.com編集部

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スティーヴン・キング(74歳)の小説「レギュレイターズ」が映画化される。

キングが1996年、“リチャード・バックマン”というペンネームで発表した、オハイオ州のある町で新聞配達員が、見知らぬ謎の人物に銃撃された後に起きた超常現象を描いた小説が映画となることが明らかになった。

キングはこう語っている。

「『レギュレイターズ』の面白さが大スクリーンに現れるのを嬉しく思う。いいものになりそうだ」

キングは、この小説の権利をマネージメントエージェンシーのボヘミア・グループに売却しており、CEOのスーザン・フェリスは映画化に取り組むことについて、デッドラインにこう語っている。

「多作なスティーブン・キングと彼のチームと一緒にこのプロジェクトに携わることに、この上ないほどワクワクしています。この小説のテーマや登場人物はとても力強く心に響くので、私たちは素晴らしい映画の製作を楽しみにしています」

脚本はジョージ・コーワンが担当するとされており、プロデューサーのジャスティン・ロスはこう語っている。

「スティーブン・キングと一緒に仕事をすることは、長年の夢の成就です。スーザンとジョージと私は、この小説と著者が、映画化作品を誇りに思ってくれると期待しています」

これまでに、トム・ハンクスが死刑囚看守、マイケル・クラークが超自然的能力を持つ囚人として主演し、高評価を得た「グリーンマイル」や、1980年のホラー名作「シャイニング」など、キングの64の小説の内、数作が映画化されている。

以前キングは、1986年に公開された「半自伝的」な「スタンド・バイ・ミー」に「感動して涙が出た」ことから、それが一番気に入っている作品であることを明かしていた。

「私のお気に入りは恐らく『スタンド・バイ・ミー』だね。原作に忠実だし、物語に感情的な勾配がある。感動したよ。ロブ・ライナー監督をドキッとさせだろうね。映画が終った時、あまりにも自伝的な作品で涙が出てきて、監督を抱きしめたから」

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