俳優の阿部寛（58歳）が、8月4日に放送された情報番組「グッド！モーニング」（テレビ朝日系）に出演。俳優デビュー当時の“挫折”を語った。

この日、主演映画「異動辞令は音楽隊！」（8月26日公開）の宣伝を兼ねて、同番組のインタビューに登場した阿部。今年で俳優デビュー35周年を迎えたが、いろいろな作品、いろいろな役柄に“常に挑戦したい”という思いは、モデルを経て俳優デビューをしたときに味わった、ある挫折から生まれたものだという。

「もともと下積みがあった人間じゃないので、モデルからすぐこっちの世界（演技の世界）へ流行りできたので、即挫折はありましたね」と振り返る阿部。当時は「どこから始めて良いのか、ハッキリわからなかった」そうで、「そこから5年くらい…まあなかなか不遇だった」と語る。

ただ、「それはすごくエネルギーになって。そこから以降、仕事をいただいたときに『一生懸命やろう』『このチャンスは活かそう』と思って、ずっと今までやってきた」と原動力になったと話し、「その時代はあって良かった」と語った。