巨額賠償金払えないアンバー・ハード、正式に控訴

2022/07/23 09:57 Written by Narinari.com編集部

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アンバー・ハードが、ジョニー・デップに対する名誉毀損の裁判を正式に控訴した。

2018年にアンバーがワシントン・ポスト紙に寄稿した論説に対して、元夫ジョニーに名誉毀損で1000万ドル(約13億7000万円)の損害賠償金を支払うよう命じられてから約2か月が経過、先週アンバーは新たな裁判の要求を却下されたにもかかわらず、 7月21日に同判決を覆すことを試みる通知書を提出したかたちだ。

ジョニーの代理人は同判決が覆ることはないだろうと確信、同日の夜、英紙デイリー・メールにこう語った。

「陪審員は6週間の裁判で提出された広範な証拠に耳を傾け、被告自身が複数の事例でデップ氏の名誉を毀損したという、全員一致の明確な評決を得ました」
「私たちは、この評決が支持されるものと確信しています」

今月初め、アンバーの弁護士は、陪審員の1人は、召喚状が同じ名前と住所を持つ父親宛に送られていたために陪審員として参加する資格がないと主張、裁判官に無効審理を宣言するよう求めた。しかし、ペニー・アズカラテ判事は「詐欺や不正行為の証拠はない」と判断し、この要求を却下、陪審員の評決を支持した。また、裁判開始時に双方がすべての陪審員に質問し、受け入れたことを指摘した。

アンバーはこれまで、ジョニーへの損害賠償金を支払うことができないと話しており、反訴請求を起こした3つのうち、1つを勝訴している。

先月ジョニーの弁護士は情報番組のインタビューで、アンバーが控訴をしないことに合意すれば、数百万ドル(数億円)の損害賠償金を見送る可能性があると示唆したものの、アンバーの弁護士は6月24日の公聴会で合意を拒否したためチャンスを失い、アズカラート判事は評決を確定、アンバーの唯一の一手は控訴に委ねられていた。

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