マラドーナの死は過失なのか、医療関係者8人が裁判へ

2022/06/25 03:34 Written by Narinari.com編集部

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ディエゴ・マラドーナの死をめぐって、8人の医療スタッフが裁判にかけられる。

サッカー界の伝説的スター・マラドーナは、脳血腫の除去手術を受けた2週間後となる2020年11月に60歳でこの世を去ったが、検察側はその死が医療チームによる数々の欠陥が原因であったとしており、医師や看護師、精神科医らが過失致死の罪に問われることになった。

マラドーナの死について昨年、捜査に参加した20人の専門家は、医療チームが「不適切で不十分かつ、無謀なかたち」で行動していたとしており、医療施設で適切な治療を受けていれば、「マラドーナが生存していた可能性は高かった」としていることから、担当判事はそれがマラドーナの死を招いたのではないかと疑いをもっていると、法廷書類には記されている。

今回裁判にかけられる8人が有罪となれば、最高25年の禁固刑に科される可能性があるようだ。

これに対し、8人全員が容疑を否定。精神科医は自身の治療がマラドーナの死に関連していないとして棄却を求めている。

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