テニス界のスーパースター、ラファエル・ナダル（36歳）と妻メリー・ペレロさん（33歳）に、第1子が誕生予定だという。先日からペレロさんの妊娠がささやかれていたが、3年ぶりの出場となるウィンブルドン選手権に向けて6月17日に開かれた記者会見の中で、ナダル自らが発表した。

ナダルはそこで「上手くいけば、僕は父親になります」と語ったが、家族に注目が集まることは避けたいとして、「僕は私生活について話すことに慣れていません。ひっそりと静かに暮らしていますから。それが今後変わるとは思えません」と続けた。

先日、ペレロさんの妊娠を報じたスペインメディアによると、ナダルとの休暇中、ヨットで目撃された水着姿のペレロさんのお腹に膨らみがあったそうで、先月行われたUEFAチャンピオンズリーグのリヴァプール対レアル・マドリードによる決勝戦を観戦していた際も、ゆったりとした洋服を着ていたことから妊娠説が高まっていた。

シスカという愛称で知られるペレロさんは、保険業界に勤めていたものの、10年以上前からチャリティ団体、ラファエル・ナダル・ファウンデーションの重役を務めている。幼なじみであった2人は14年間の交際を経て2019年1月に婚約を発表していた。以前、ナダルは子供が欲しいという願望を明かしていたこともあったが、テニス選手としてのキャリアがあるため、なかなか現実的には難しいと語っていた。