宇垣美里「中学まで『ガリ勉』と呼ばれて息苦しかった」

2022/06/16 22:20 Written by Narinari.com編集部

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フリーアナウンサーの宇垣美里(31歳)が、6月15日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。「中学まで『ガリ勉』と呼ばれて息苦しかった。高校から呼吸をするのが楽に」と、学生時代の苦悩を語った。

番組はこの日、帰国子女が抱える特有の悩みにフォーカス。文化や価値観の違いによってイジメを受けたり、日本社会が思い描く“帰国子女像”とのギャップが重荷となり、経歴を隠したりするケースを紹介した。

帰国子女たちの話を聞いた番組MCを務める宇垣は「日本社会は“溶け込めない人”や“自分たちとは違う”と感じた人に対して、厳しい側面があると思う。勝手に人のことをカテゴライズする風潮も根強くある」とコメント。

その上で「帰国子女のように、自分とは違う価値観を持った人を排除しようとするのは、本当に“あるある”だと思った。私は中学生まで『ガリ勉』と呼ばれていたが、積極的に勉強をする生徒ばかりの高校に進学したら、息をするのがすごく楽になった。『休み時間に教科書を開いていても誰も笑わない』というコミュニティがあることに気付いたし、学校社会には“足並みを揃えないといけない風潮”があると感じた」と自身の体験を明かした。

お笑い芸人のパックンは「日本の学校社会は、何か特徴があればあるほどイジメの対象になると感じる。帰国子女だけじゃなくて、“背が高い”や“ちょっと綺麗”“お父さんがお金持ち”とか。日本の学校は良いところがいっぱいあるが、こういう陰湿な一面もある」と指摘した。

議論の最後に、宇垣は「帰国子女の方が生きやすい社会になることは、日本で生まれ育った“みんなにあわせるのが苦手な人”や“自分の思っていることを言いたい人”にとっても生きやすい社会になることと同義だと思う。こういう悩みを抱える人はたくさんいると思うので、社会が変わっていく必要があると思う」と話した。

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