バンド創設メンバーが死去、ジョン・ボン・ジョヴィ追悼

2022/06/07 08:08 Written by Narinari.com編集部

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アレック・ジョン・サッチが死去した。70歳だった。ボン・ジョヴィのベース奏者だったアレックの訃報を6月5日、バンドのフロントマンであるジョン・ボン・ジョヴィ(60歳)が伝えた。

「アレックはバンドの結成に不可欠な人だった」
「正直なところ、僕らは彼を通してお互いの道を見つけたんだ…」
「今日その特別な思い出が、僕に笑顔と涙をもたらしている」
「彼がいなくなって、本当に寂しいよ」

そうジョンはツイッターに綴っている。

アレックはドラマーのティコ・トーレス(68歳)の幼なじみで、リッチー・サンボラ(62歳)がギタリストとして加入したのも、アレックがライブに連れてきたことがきっかけだったという。アレックは、ティコとともにファントムズ・オペラのメンバーだった一方、元ボン・ジョヴィのメンバー、リッチーと一緒にメッセージというバンドでも演奏していた。

ボン・ジョヴィに参加する前、アレックはセアビルのフンカブンカ・ボールルームの支配人をしており、ジョン・ボンジョヴィ・アンド・ザ・ワイルド・ワンズをブッキングしていた。アレックは1983年のボン・ジョヴィ結成時から在籍し、1994年に脱退したが、2001年、そして2018年には、ロックンロールの殿堂入り式典で再会している。

アレックは当時こう語っていた。

「何年も前にジョン・ボン・ジョヴィが僕に電話をかけてきて、バンドに誘ってきた時、彼がどれだけ真剣かがわかった。彼には伝えたいビジョンがあったんだ」
「そのビジョンの一部になれたことを、僕はとてもうれしく思っているよ」

アレックは、ボン・ジョヴィの一員としてニュージャージーの音楽シーンで大きな存在となっていった。

ボン・ジョヴィは、ジョン、ティコ、ヒュー・マクドナルドに加え、キーボードにデヴィッド・ブライアン、ギターとトークボックスにフィル・Xを迎え、今も活動を続けている。

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