お笑いコンビ・EXITの兼近大樹（31歳）が、5月22日に放送されたバラエティ番組「ワイドナショー」（フジテレビ系）に出演。バラエティ番組で笑い声を付け足す演出について語った。

この日、番組の中で、先日放送されたあるネタ番組で、笑い声を付け足す演出がされたことに賛否が出ているという話題が取り上げられ、兼近にどう思うか質問が出る。

兼近は「もともとお笑い芸人になる前は気にしたこと1回もなかったです。この世界に入ってきて変なところで笑い声入れているなとかは気になるようになったんですけど、みんなテレビ見過ぎなんじゃないですかね。いろんなところ僕見えてるよ、というのを見せつけたい。俺はもうわかっているんだよ、どこで笑うかなんてよ、みたいな、イキった感じのと言ったら失礼ですが『俺、知ってるよ』を言いたくて仕方ないから言っているんじゃないですか」とコメント。

さらに兼近は「（笑いどころが）わからない人への親切でもあるわけじゃないですか。お笑いは教養がないと笑えなかったりするし、ある程度知っていることや、あるあるを共有してやっていることが多いので、（演出は）わからない人への親切になっているはずなのに、これに対して『わざわざつけんじゃねえよ』ということは、そういう人は無視して『俺はわかっているから（笑い声）つけなくても俺は笑うよ、好きなとこで』という上から目線な感じがします。かっこいいじゃないですか、俺も言いたいですし。『笑い声要らねえよ。俺センスあるからさ』って言いたいです」と語る。

そして、兼近は「ネタでいうと、そもそも劇場で見るものだろうというのがまずあるので、劇場で聞いた笑い声とテレビで流れている笑い声全然違うので、テレビでやってる笑いなんだから、それに僕は則（のっと）りますよ。テレビでやらせてもらっています、だから、テレビのルールが当たり前です。そこに対して文句言われても、じゃあ、劇場来いよ面白い人いっぱいいるよという感じです」と話した。