タレントの土田晃之（49歳）が、5月15日に放送されたラジオ番組「土田晃之 日曜のへそ」（ニッポン放送）に出演。11日に亡くなったダチョウ倶楽部・上島竜兵さん（享年61）を偲んだ。

上島さんを中心に、行きつけだった東京・東高円寺の居酒屋「野武士」（現在は閉店）などに集まってお酒を飲む「竜兵会」のメンバーだった土田は、この日の番組冒頭、今週は何もなかったものの、「強いて言うと、悲しい出来事があったんですけど…」とコメント。　　　

バナナマン・日村勇紀に関する笑い話を挟んでスタッフから「それじゃない」とツッコまれると、「あ、オレのボスが死んだ話ですか」と話を切り替え、「ご存知の通り、僕のボスが死んじゃいましてね。この番組でも、新年一発目の放送だったりとか、年内最後の放送だったりとかに、毎年上島さんと肥後さんが来てくれていまして。なんなら一年に2回は出てくれたりしてたと思うんです。いろいろ調べてもらったら、この番組の最多出演のゲストが上島さんと肥後さんということで。以前はゴールデンウィークに日比谷公園とかで公開生放送でやったときもダチョウさんの2人と一緒に、番組大変盛り上がって、番組作ってったんで、この番組のリスナーの皆さんにはちゃんと報告しなきゃなぁと思って」と語る。

そして「本当に残念なんですけど…。僕らの関係性って、ちょっと不思議だなと思ってて。普通の仕事の人だと、なかなかないんだろうな、こういう関係性は、と思って。特殊な仕事だっていうのもあるんですけど。よく事務所の先輩後輩と言われるんですけど、もちろんそれはそうなんですよ、先輩後輩なんです。もちろん最初はそれだけの関係だったんですけど、今はそれだけじゃなく、本当に僕にとって友達だしね、恩人だし、親友だし、兄貴だし、親なんで。本当にもう単純に家族なんですよね」と、上島さんとの関係性を説明した。

さらに「家族なんで利害関係もなくですね、普通に楽しく、みんなで集まっている、20年以上、こうやって普通に集まれるって、なかなかないと思うんですよ。どんだけ仲良い学生の友達とか、職場の先輩とか仲良くても。20年以上、こんなキャッキャ、キャッキャ集まってやってたんで。あと、利害関係がないっていうのが素敵だなと思ってて、ダチョウ倶楽部と仲良くしてても、特にダチョウさんが冠番組持ってるわけじゃないんで、呼ばれることもないんで、我々もね。だからって、よくオレらもネタで“ネタを拾いに行ってる”なんて言ってたけど、そらだけだったらこんな長く続かず、本当に僕らは上島さんと肥後さんというね、人に惚れて。一緒にいるのが楽しかったんでね。20年以上一緒にいたんで。そんな家族がね、亡くなってしまっちゃった」と、上島さんの死を悼んだ。