堀田真由「パピコ」CMに、バレエ経験活かした渾身のダンス

2022/04/27 04:00 Written by Narinari.com編集部

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女優・モデルの堀田真由(24歳)が、江崎グリコ「パピコ」の新イメージキャラクターに起用され、4月29日より新テレビCM「リフレッシュ&ゴー」篇の放映を開始する。

今回のCMは、将来の夢を語り合った高校時代の親友と再会した翔子(堀田真由)が主人公。思うようにいかない現在と過去の回想シーンを行き来しながら、プロダンサーを夢見た当時の熱い思いを取り戻し、「パピコ」を食べて前向きな一歩を踏み出すストーリーを通じて、心も体もリフレッシュさせてくれる「パピコ」のメッセージを表現した。  

一番の見どころは、繊細かつダイナミックな群舞や、コンテンポラリーの要素を散りばめた躍動感あふれるソロ、親友と楽しげに即興ダンスを披露するシーン。6歳から16歳まで 10年間のクラシックバレエ経験を生かし、ジャンルの異なる3つのダンスを魅力的に演じ分けた堀田渾身のパフォーマンスに注目だ。

撮影は群舞のシーンからスタート。「最初にみんなでアップをして、心をひとつにしましょう!」という先生の言葉を受けて、まずは生徒役全員、ストレッチで入念に体をほぐした。「朝イチで体を動かすのは気持ちいい」と、髪を後ろでひとつ結びにした上下ジャージースタイルの堀田。生徒役の出演者たちとすぐに仲良くなると、練習時間にお互いの振付を確認し合ったり、アドバイスを送り合ったりして、同じ目標を持つ集団の輪の中に自然と溶け込み、群舞に求められる一体感をスムーズに作り上げていた。  

今回のダンスの振付を手掛けたのは、ミュージックビデオや舞台、ツアーなど、ダンス・アーティスト/振付師として多方面で活躍する辻本知彦氏。先生役として群舞のシーンにも登場している辻本氏は、「プロを目指すダンサーとして接してほしい」という制作サイドの意向に応え、堀田ら生徒役たちを厳しく指導し、臨場感のあるレッスン風景を演出した。そのため、本番で求められるパフォーマンスの質は非常にハイレベルで、10年間のバレエ歴がある堀田も毎回、真剣な表情でプレイバックを確認しながら必死で食らいつき、ダンスの精度を磨いていた。

ダンススタジオを使用した事前のレッスン時間はわずか1時間半しかなく、自宅での個人練習を積んで撮影に臨んだという堀田。本番前は「緊張と不安でドキドキしていた」とのことだが、指先の一本一本まで意識を向けた繊細かつダイナミックなダンスは、モニター越しに見ても息を呑むほど美しく、カットがかかった瞬間、現場では大きな歓声が沸き起こった。十分な練習時間を取れない中でも、ダンスが「パピコを食べてリフレッシュ」することにつながる重要な要素であることを深く理解し、全力を尽くした堀田。飽くなき向上心と努力の跡が垣間見える感動的なパフォーマンスに、スタッフ一同頭が下がる思いだったという。

また、親友の岬を前に、堀田演じる翔子が屋上でソロダンスを踊るシーン。ここで披露するジャンルは、堀田自身「バレエを習っていた頃からいつかやってみたかった」と語る、人生初挑戦のコンテンポラリーダンスだ。感情や意思を全身で自由に表現するコンテンポラリーは、形が決まっている群舞とまた違った魅力があり、豊かな感情表現を交えて終始楽しそうに演じていた堀田。ダンスを踊り終えた直後、「パピコ」を食べてリフレッシュすると、すっかり素の表情に戻って「おいしい〜、ほんとにおいしい!」とニッコリ。スタッフからねぎらいの拍手を受けると、これで本格的なダンスシーンは一段落ということで、「良かった〜無事にダンスが終わりました!」と満面の笑みを浮かべ、安堵の表情で次なるロケ地へと向かった。

なお、CMの主題歌には秦基博の楽曲「虹が消えた日」を起用。いつかまた虹が見える日を信じて、前を向く人々を応援するポジティブな歌詞と心に響く美しい歌声が、現実にもがきながらも力強い一歩を踏み出す主人公を描いた物語の世界観を、より一層引き立てている。



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