俳優・妻夫木聡（41歳）と、女優・伊藤沙莉（27歳）が出演するマクドナルドの新CM「夜マック店長／ごはんバーガー」篇が、4月19日より放映を開始する。

「夜マック店長」シリーズの最新作として放映されるのは、20日販売開始の「ごはんチキンタツタ」「ごはんチキンタツタ 宮崎名物チキン南蛮タルタル」の新CM。夜マック店長（妻夫木）がいる夜のマクドナルドで見えてくる、農家育ちの女性客（伊藤）の“コシ・ヒカリ”という意外な名前、そしてナイツ・塙宣之演じる農家のおじさんの衝撃的な現在など、今後のストーリー展開も気になるCMだ。

前回の撮影以来、約2か月ぶりの夜マックの撮影となった妻夫木。さっそく「今回はどんな感じでいけばいいですか？」と監督に尋ねると、「この前の撮影で夜マック店長のキャラクターが完成したと思っています。一度CMをご覧になりますか？」と提案され、まずは前回CMを視聴し、改めて自らの役のイメージを思い起こした上で撮影に臨むこととなった。癒しを届ける夜マック店長でありながら、実は“夜をこよなく愛するドラキュラ”という裏の顔を持つことから、前回同様ミステリアスな演技が求められた妻夫木。本番では爽やかな笑顔と言動から垣間見える、どこか掴みどころがない謎めいた雰囲気がとても印象的で、ファーストテイクからOKカットを連発した。

また、新潟県産コシヒカリを100％使用したこだわりの「ごはんバーガー」のCMということで、お客さん役の伊藤は今回、新潟の米農家が実家の“コシ・ヒカリ”という名前で登場。“コシ・ヒカリ”という自身の役名を聞いた瞬間、「えへへ」と楽しそうな笑みを浮かべて、役のイメージを膨らませていた。その独特な名前を妻夫木に明かすシーンでは、「目線はどれぐらいがいいでしょうか？」と尋ねた伊藤に対して、監督が「やや上目遣いで、名乗る時、少し照れくさそうなニュアンスがほしいです」と回答。それを受けて臨んだ本番一発目のお芝居で、早くも演出の意図を理解した伊藤が抜群の演技力で“コシ・ヒカリ”のキャラクターを体現すると、カットの直後、監督が「素晴らしい！」と絶賛の声を上げた。

2022年から始まった「夜マック店長」シリーズの第1弾CMでの共演に続き、今回の「ごはんバーガー」の撮影でも息ぴったりの掛け合いで現場を盛り上げていた妻夫木と伊藤。休憩やセッティングの合間には、お互いに撮影中の作品など近況報告をし合い、交流を深めていた。そんな二人が特に共感していたのが、炊きたてのごはんを食べる時の幸福感。「炊きたてのごはんをまずはおかずなしで食べるのがおいしいんですよね」（伊藤）、「炊きたてを混ぜた時、しゃもじに付いたごはんとかおいしいもんね」（妻夫木）とすっかり意気投合し、ごはんトークに花を咲かせていた。