ウィル・スミス、アカデミー賞“10年出席禁止”に

2022/04/12 04:12 Written by Narinari.com編集部

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ウィル・スミスが、アカデミー賞に10年間出席禁止となった。

先月の同授賞式において、「ドリームプラン」で主演男優賞を受賞したウィル、しかしその直前、クリス・ロックをステージ上でビンタするという「前代未聞の」行動に出たことから、主催の映画芸術科学アカデミーが同処分を決定した。

同アカデミーは4月8日に声明を発表。デヴィッド・ルービン会長とドーン・ハドソンCEOは、その中で「この件に関して私達は謝罪します。これは私達が出席者や視聴者、世界中のアカデミー関係者のために模範を示す機会であったにも関わらず、私達はそれに及びませんでした。前代未聞の出来事に準備が出来ていなかったのです」とし、また「異例の状況下、冷静を保った」クリスを称賛、そして「放送中落ち着きと品位を保った」他の出席者達に感謝した上で、「ウィル・スミスの行いに対する私達が今日とる行動は、私達のパフォーマーやゲスト達を守り、アカデミーに対する信頼を回復するという大きなゴールへ一歩向かうものです。これが、関係者や影響を受けた全ての人々にとって、癒しと回復の時の始まりとなることを願っています」と続けた。

ウィルは授賞式後、クリスに謝罪し、同アカデミーからの脱会を表明している。

一方で番組のプロデューサーを務めたウィル・パッカーは、ウィルが妻ジェイダ・ピンケット・スミスの脱毛症をからかったクリスを平手打ちした後、ウィルに退場を求めたものの、強制的に退場させることは避けたかったと話している。

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