パーパー・ほしのディスコ、本名でヴォーカリストデビュー

2022/04/05 10:57 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・パーパーのほしのディスコが、本名の“星野一成”として、ヴォーカリストデビューすることがわかった。寺岡呼人プロデュースにより、配信シングルで4月27日にメジャーデビューする。

ほしのディスコは、キングオブコント2017ファイナリストで、2020年のR-1ぐらんぷりで初の決勝進出を果たすなど活躍を続けているが、最近では、数々のバラエティ番組の“歌うま芸人選手権”などで人気を博し、YouTubeのほしのディスコちゃんねるチャンネルは登録者数20万人を突破。累積再生回数が2500万回となるなど、ヴォーカリストとして注目を集めている。

今回のヴォーカリストデビューは、2021年、テレビ番組の「教えてもらう前と後」(MBS/TBS系)の特番「決定!歌うま芸人No.1★プロ選ぶ最強BEST10」で審査員だった、ゆずなども手掛けた音楽プロデューサー・寺岡呼人がほしのディスコに100点をつけたことがきっかけで実現したもの。ほしのディスコからも寺岡への熱望コメントが届けられるなど、その後の展開が注目されていた。

番組自体は終了となったが、関係者を通じて対面。その場で「デモテープを作ろう」と寺岡から告げられ2人は楽曲制作入り。配信デビューとなる楽曲は、パーパーのネタにもあるような女性に振り回される男性の心情を歌った失恋ソングとなっていて、タイトルは「いとしの悪魔ちゃん」に決定した。

実際にあった話を再構築して歌にしていく制作スタイルは、寺岡呼人プロデュースの真骨頂。過去には植村花菜の「トイレの神様」や、はなわの「お義父さん」などヒット曲を誕生させている。今回も実際に振られた過去の悲しい話を切ないラブソングに仕立て上げた。

デビューが決まったほしのディスコは「『いつかデビューしたい』と、いろんなところで漠然と言い続けて来ましたが、今回本当に実現する事になりました!レコーディングの時もずっとドッキリだと思っていました!お笑い一切なしで本気で歌っているので是非聴いていただきたいです」とコメント。

プロデューサーの寺岡も「ほしの君の歌が素晴らしい所、それは『高い声』でも『正確なピッチ』でもない。『行間の切なさ』だ。彼の歌はとにかく聴く側の心に訴える説得力があり、それはどんなに練習をしても収得できない、『持って生まれた才能』だと思う。1度、打ち合わせで食事に行った時、彼の半生を聞いてお互いに涙しました。その時に分かったのです。彼の『行間の切なさ』は彼の人生の投影だと。是非、ほしのディスコだけではなく星野一成としての『歌』を聴いてください」とコメントを寄せている。



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