清原和博氏の悩み、“バット”なくなり叩かれっぱなし

2022/03/04 02:51 Written by Narinari.com編集部

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元プロ野球選手の清原和博氏(54歳)が、3月3日に放送されたバラエティ番組「迷えるとんぼちゃん」(ABEMA)に出演。「自分は本当は弱い人間…」と、“バット”という武器がなくなった今、抱えている悩みを語った。

「迷えるとんぼちゃん」は、2019年から放送されたバラエティ番組「極楽とんぼのタイムリミット」での人気企画「加藤浩次のお悩み相談室」がパワーアップし、極楽とんぼの2人が毎回ゲストと本音でぶつかり合う、超爽快お悩み相談バラエティ。芸能界の荒波を乗り越え、30年以上生き抜いてきた極楽とんぼが、ここでしか語られない芸能人のリアルを覗き見し、悩みに切り込んでいく。清原氏はその初回ゲストとして出演した。

番組冒頭、約8年ぶりの再会となった極楽とんぼ・加藤浩次にサイン入りの黒いバットを手渡した清原氏。「以前共演して男気じゃんけんをしたときのお詫びに…」と話す清原氏に、野球好きの山本圭壱は「俺にはないんですか!」と嫉妬を露わにした。

今回、清原氏が打ち明けた悩みは「世間から叩かれやすい」ということ。「どんなに批判されても、ホームランを打てば全部消えた」という現役時代に比べ、今はバットという武器がなくなり、叩かれっぱなしになる悔しさもあるという。「自分は本当は弱い人間…」と語り、それを隠すために強面で威嚇して自分を守っていたとの胸の内も明かした。

そして、加藤は「なぜ薬物に手を染めることになったの?」とド直球に質問。清原氏はバラエティ番組にたくさん出演するようになった頃、期待されるプレッシャーから飲みに行く頻度が増え、そこで薬物に出会ってしまったと告白し、「野球で精神的にも肉体的にも鍛えてきた自分なら、薬物をやめられると思っていた」という本音も吐露。しかし徐々に抜けられなくなってしまい、2016年に逮捕に至ることに。この逮捕がきっかけで弱い自分と向き合ったと当時を振り返り、現在は薬物依存症の啓蒙活動に励んでいる。

また、人生で最良の時期を聞かれた清原氏の回答は「息子が生まれた瞬間」。逮捕当時小学生だった息子は一度野球をやめてしまったものの、昨年、再び野球を始めた喜びも明かした。“清原の息子”という厳しい環境の中で再び野球を選んだ息子の勇気に感激し、自身もアルコールを断つことを決意。今年20歳を迎える息子の誕生日には、「ビール1杯だけ乾杯したい」と夢を語った。

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