ウクライナの元ヘビー級世界王者、侵攻ロシア軍と戦う

2022/02/26 07:59 Written by Narinari.com編集部

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ボクシング元ヘビー級王者でアトランタ五輪(1996年)金メダリストのウラジミール・クリチコ(45歳)が、母国ウクライナ防衛のため予備役に志願した。ウラジミール、そして同じく同級の元王者で、現在は首都キエフ市長である兄ヴィタリ・クリチコが、侵攻してきたロシアから母国を守るために戦う意思を表明した。

ウラジミールは、リンクトインに投稿したメッセージに次のようにつづっている。

「今ロシアの大統領は最も純粋なボルシェビキの伝統に従い、戦争のレトリックを使い、彼の国境再分割を正当化するために歴史を書き直しています」
「彼はウクライナという国やその国民の主権を破壊する意向を明らかにしています。言葉の後にはミサイルと戦車がやってきます。破壊、そして死が我々にもたらされるでしょう。血が涙と混ざるということです」
「我々は現実を見つめ、我々の未来、そして我々の子供達のために結論を見出す勇気をもたなければなりません。これはあからさまな国際法違反です。そして注意深く耳を傾けると、この戦争はヨーロッパのことも話しています」

そしてウクライナに留まった国民は侵攻に対し戦うべきだとして「我々は全力で防衛し、自由と民主主義のために戦います。あなた方にも出来ることがあります。恐怖に捕らわれないようにしましょう。凍り付いたままでいなようにしましょう。プーチンはウクライナの各都市を砲撃しています。しかし彼は、私達のハート、そして何よりも精神を狙っているのです。彼は疑念や混乱を作り、そのことによる無活動を望んでいるのです」と続けている。

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