EXITが考える“老いること”

2022/02/15 10:48 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・EXITが、2月10日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。“老いること”について考えた。

番組はこの日、Z世代の若者が理想とする寿命に注目。日本人の平均寿命は男性が81.64歳、女性が87.74歳という現実の一方、「理想の寿命は79歳」というアンケート結果をもとに、長生きを望まない若者のインサイトに迫った。

「老いることに恐怖を感じたことがある?」と問われたEXITのりんたろー。は「10代、20代が人生のピークだと思っていたけど、30代になってから人生が動き出したと実感している。僕は最高の相方とファンに出会って、楽しいことをしながらお金をもらえていることに感謝し、人生を謳歌している。毎年“楽しい”を更新している」と力強く語る。

一方で、相方の兼近大樹は、老いることに恐怖や不安を抱く若者について、「ネガティブに見えるけどポジティブな悩みだと思う。今日を生きていることがすごい。そして、明日死んでいるかもしれないし、ご飯が食べられなくなる可能性があるのに、何十年も先まで健康で幸せでいられる自分を想像できることが羨ましい。ポジティブ思考でカッコイイ」と独自の視点で語った。

コーナーの後半には、お笑いコンビ・めいどのみやげのボケ担当で、87歳のティーチャさんが登場し、ネタを披露。りんたろー。は「ライブでご一緒していたので、知っていた。『M-1グランプリ』の予選でもバカウケしてますから」とコメント。ティーチャさんは「老いや衰えは怖くない。毎日が楽しいからそんなことを考えたことがない」とした上で、「定年退職した次の日から“老い”をスタートした。定年前から挑戦したいものを3つ決めていた」と明かした。

この話を受けて、お笑いコンビ・パックンマックンのパックンは「新しいことにチャレンジすることは大事なこと。若い頃にできることと、年を取ってからできることは違う。若い頃とは違うけど、できることが“限られている”わけではない。できることが“変わっている”だけ、と気持ちをシフトしていくと楽しい。僕はバレーボールをガンガンやっていたけど、50歳の今は卓球にシフトしている。こういう行動のシフトを、年を取ってから始めるのではなく、少しずつ心掛けると良いのかなと思う」とコメント。

りんたろー。も「ティーチャさんは『新しいことに挑戦し続けよう』というマインドを若い頃から持っていたから、こうして番組に出演している。それは勉強になりますよね」と脱帽した。

この日、番組に出演する前は、長生きを望まないと主張していた大学生の小柳とかげさんは「自分のやりたいことを全力でやることが良い老いに繋がるとわかった。頑張っていこうと思いました」と前向きに語り、スタジオは明るい空気に包まれた。

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