「ゴーストバスターズ」アイヴァン・ライトマン監督死去

2022/02/15 05:37 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


アイヴァン・ライトマンが死去した。75歳だった。映画「ゴーストバスターズ」シリーズで監督や製作を手掛けたことで知られるライトマンが、2月12日、米カリフォルニア州の自宅で帰らぬ人となったことを遺族が発表した。

ライトマンの3人の子供達はこう共同声明を発表している。

「私達の家族は、常に人生に魔法を探すよう教えてくれた夫、父、祖父を予期せず亡くしたことで悲しみの中にあります」
「映画製作者としての彼の仕事が、世界中の数えきれないほどの人々に笑いと幸せをもたらしたことに慰めを感じています。私達がプライベートで死を悼む中、映画を通して彼を知る人々が常に彼を思い出してくれることを願います」

妻ジェネヴィーヴさんを残し他界したライトマンは、ユダヤ人の両親のもとチェコスロバキアで生まれた後、4歳の時に難民としてカナダに移住した。1978年の「アニマル・ハウス」の製作によりハリウッドで機会を得て、その後「ミートボール」や「パラダイス・アーミー」を監督。製作並びに自らメガホンもとった1984年作「ゴーストバスターズ」では世界興行収入3億ドル(約346億円)を記録し、アカデミー賞に2度ノミネートされる成功を収め、息子ジェイソンが監督を務めたスピンオフ作「ゴーストバスターズ/アフターライフ」にも製作で参加していた。

ほかにも「ベートーベン」「キンダガートン・コップ」「ツインズ」「ジュニア」といったヒット作品を手掛けたライトマンの訃報を受けて、ソニー・ピクチャーズ・モーション・ピクチャー・グループのトム・ロスマンCEOは、デッドラインを通して発表した声明の中で「今夜(ロゴである)たいまつを掲げる女性が涙を流しています。コロンビア・ピクチャーズの私達皆や、世界中の映画ファンも同じです」「アイヴァン・ライトマンはこのスタジオの遺産の切り離すことのできない部分ですが、それ以上に彼は友人でした。素晴らしい才能、そして立派な人でした。彼は心から偲ばれることでしょう。彼のご家族の方々にお悔やみを申し上げます」と綴っている。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.