エメリッヒ監督、大作シリーズが「映画業界を破壊している」

2022/02/05 01:14 Written by Narinari.com編集部

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ローランド・エメリッヒ監督(66歳)が、「スター・ウォーズ」シリーズやマーベル作品が映画業界を破壊していると指摘した。

「インデペンデンス・デイ」や「デイ・アフター・トゥモロー」といった作品で知られるエメリッヒ監督は、大作シリーズの人気により、映画製作者がオリジナル作品を作りづらい現在の状況を嘆いている。

デン・オブ・ギークによるインタビューの中で、ディザスター映画のジャンルに変化があったどうか質問され、エメリッヒ監督は次のように答えた。

「もちろん。マーベルとDCコミック、そして『スター・ウォーズ』がほぼ占領してしまいましたからね。私達の業界を破壊していますよ。少しね。もはや誰もオリジナルなことをしようとしませんから」

また同監督は、ハル・ベリーやパトリック・ウィルソンが出演するディザスター映画新作「ムーンフォール」を作ることが出来たのは、自らの評判のおかげだとして「思い切った作品を作るべきですよ」「そして、クリストファー・ノーランがその名匠だと思います。彼は自分が望んだものを何でも作ることが出来る。僕の場合は、もう少し難しいですが、未だそれなりの評判があります。特にディザスター(映画)などのテーマに関してはね」と続けた。

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