40年前に発見の遺体、米音楽グループのメンバーだった

2021/12/17 01:35 Written by Narinari.com編集部

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1982年に発見された遺体の身元が、ソウルグループ・オージェイズのフランキーことフランク・リトル・Jrであったことが判明した。

1960年代半ばにギタリスト兼ソングライターとして同グループに加入し、「ドゥ・ザ・ジャーク」「プリティ・ワーズ」といったヒット曲に携わったことで知られるフランク。12月14日に米オハイオ州のツインズバーグ警察署が、1982年、同市の工場の裏のゴミ袋から見つかった遺体の身元がフランクのものだったと発表した。

非営利団体「DNA Doe Project」による家系調査で、遺体の親族らの名前が判明し、2か月前に彼らによってフランクが特定されたそうで、「オハイオ犯罪捜査局の研究施設によって親類らが提供したDNAサンプルの分析がされました。そしてその身元がサミット郡検視局のリサ・コーラー医師によって特定されたのです」と地元警察は声明を発表している。

フランクの死は殺人によるものと断定された一方で、行方不明や死に繋がる詳細は分かっていない状況だ。ちなみに、当時の法医による調査では、1982年に見つかったその遺体は死から2〜4年が経過していると発表されていた。

地元警察のエリック・ヘンデルショット刑事はWEWSにこう話している。

「家族の方々に何らかの解答を示すことができて何よりですし、彼らの心の整理につながればと思います。彼には人生がありました。それがここツインズバーグで終わったのです。誰かに命を奪われるかたちで」

一方、同グループは今回の件についてCNNにこう声明を発表している。

「フランキーは最初期のオージェイズのギタリストでソングライターでした。彼は私たちと共にクリーブランドから外に飛び出し、ロサンゼルスへと旅立ちましたが、恋仲だった地元の女性と離れる事が耐えられず、少ししてまたクリーブランドへと戻ったのです。それが1960年代半ばのことで、それ以降、彼から音沙汰はありませんでした。悲劇的な終わりのように見えますが、彼の家族や友人にとってこの悲しい物語の終幕となることを祈ります」

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