タイム誌「今年の人」にイーロン・マスク氏

2021/12/15 10:38 Written by Narinari.com編集部

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イーロン・マスク氏(50歳)が、米タイム誌による2021年のパーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)に選ばれた。テスラ社最高経営責任者CEOのマスク氏は、地球外への人類移住を目指す宇宙企業スペースXをはじめ、気候変動対策に向けた努力や慈善活動が評価された。

同誌のエドワード・フェルゼンタール編集長は「パーソン・オブ・ザ・イヤーは、影響力の指標です。地球上の生活において、マスク氏ほど影響力のある人はほとんどいません。地球外での生活においても、そうかもしれません」「2021年、マスク氏は世界一の資産家に躍り出たばかりでなく、おそらく私達の社会における巨大な転換の最も豊かな例にもなったと言えるでしょう」「私達の地球を救うと同時に私たちの新しい住処を見けようとしている人物なのです」とマスク氏を称賛した。

また、スペースXばかりでなく、電気自動車会社テスラが業界に与えた影響にも言及、「彼が立ち上げたロケット会社スペースXは、ボーイングや他社を飛び越し、アメリカの宇宙旅行の未来を手に入れました。テスラは、巨額な電気自動車市場のの3分の2を占め、時価総額1兆ドル(約113兆円)となっています。そのことにより、マスク氏の自己資産は2500億ドル(約28兆円)を超え、個人では史上最高の富豪となりました。少なくとも紙の上では。彼は、人工知能の脅威に歯止めをかけるべく、ロボット、ソーラー、暗号通過、気候、コンピューターの脳移植などに携わるほか、地下トンネルで人々や物資を超高速で動かそうとしているのです」と続けている。

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