元モー娘。が思い込んだ「痩せてる=可愛い」、健康被害も経験

2021/12/11 06:00 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


元モーニング娘。の尾形春水(22歳)が、12月9日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。「痩せてる=可愛い」と思い込んでいたモー娘。時代を振り返った。

番組はこの日、女性に多いとされてきた摂食障害が、子どもや男性にも増えていることに注目。「痩せてる=美しい」という価値観について、どのようにアップデートしていくべきなのかについて考えた。

過度なダイエットの結果、健康被害を経験した尾形は「歌とダンスが苦手だった時に、痩せて可愛くなって、目立とうと思ってダイエットを始めた。目に見えて体重が落ちていくのが分かるので、そこで“認められた”という感覚を持ってしまった」と振り返った。

その上で、「握手会で『痩せたね』と言われると、それが褒め言葉に聞こえた。SNSも気にしていて、『痩せて可愛くなった』とコメントがあると、痩せてないと可愛くないんだと思ってしまった」と話した。

また、議論の中で「日本社会の美に関する意識をどう変えるべき?」と問われたEXIT・りんたろー。は「海外では、有名下着メーカーがいろんな体系のモデルを採用するなど、美の価値観に対するアップデートが始まっている気がしている。でも、日本はまだまだ心の底で『痩せ=美しい』という価値観はある。だから、自分らしく色々な価値観を選択できるということを、発信できるようにしたい」とコメント。

お笑い芸人のパックンは「日本はわりと色んなボディタイプの方がテレビに出ているし、この30年だけでも芸人のツッコミが、外見ネタから健全なものにシフトしていったと思う。だから、意識もそのうち変わっていくと思う。希望を持ちたい」と語った。

また、尾形も「外見だけじゃなくて、内面でそれぞれの価値を認め合えたら、『痩せている=美しい』という感覚はなくなると思う」と語った。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.