佐野史郎「多発性骨髄腫」を公表、入院生活語る

2021/12/10 17:24 Written by Narinari.com編集部

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俳優・佐野史郎(66歳)が、12月10日に放送されたトーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。がんの一種である多発性骨髄腫の治療中であると明かし、入院中の生活について語った。

番組冒頭、司会の黒柳徹子が佐野を紹介し、「今年の春、芸能生活46年で初めて出演中のドラマを途中降板なさるということになりまして、一体どうしたんだろうか?っていうことで体調などいろいろ伺わせていただきます」と佐野に体調を尋ねる。

佐野は「連続ドラマの放送中だったので。3話までは僕は出演してたんですね。4話の途中まで撮影してて、収録してて、それで途中でね、ちょっと、降りるっていうのはあとの方すごく迷惑を掛けるので、病名をハッキリ申し上げるのはドラマの放送中なので大変な騒ぎになってしまうのではないかということでちょっと控えましょうということになって。すぐには報告できなかったんですけども、ただ、最初にお知らせしました通り、腎臓の数値が悪くて入院したのは事実で。そのことで入院したのは本当です」と前置きし、多発性骨髄腫であることが明かされた。

佐野は現在化学療法による治療を行っているそうで「この分野は治療がとっても進んでいるそうなので。今は自分の中の細胞、いい細胞を取り出して、この先はそれをもう一度悪いのを抑えて、移植し直してそれで再生しようっていう治療がこれから。順調に進んでいるので、入院中、退院直後はね、本当に仕事ができるのかどうかちょっと不安でしたけれどもね。こんなに普通に仕事ができるとはちょっと思ってなかったので、自分でもビックリしてますよね」と語った。

また、佐野によると、病院で病気がわかった時にはコロナ禍であったため、「妻と娘には病気のことを知らせたのはLINEでそのままメールして知らせたんですけれども。だから会ってないんですよね」と家族とも会えないまま入院生活に入ったという。だいぶ回復してきた頃に「週に1回はちょっとごはんでも一緒に食べようって言って、今どきはやっぱり便利なんでリモートで。自宅にはタブレット置いてこっちはスマホで一緒に見ながらごはん食べて。まあまあ、それが楽しみでしたね」と入院生活を振り返った。

また佐野の公式サイトでも「テレビ朝日で放送されました『徹子の部屋』でもお話しさせていただきましたが、現在、多発性骨髄腫の治療中です。4月に降板したTBSの金曜ドラマ『リコカツ』では、連続ドラマ放送中ということもあり、あまりお騒がせし過ぎないようにと、正式な病名の発表は控えておりました」と報告。「現在は、再入院し、より徹底した治療をと、抗がん剤治療を行い、自分の血液から採取した幹細胞を骨髄に戻すという自家移植の治療中です。しばらくは治療、療養に専念することとなりますが、出演作品の放送等控えておりますので、そちらでお目にかかれましたなら幸です」と綴り、最後に「コロナ禍の先行きも不安ですが、みなさまにおかれましては、くれぐれもご自愛くださいますよう」と結んだ。

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