日本の漫画や人生のどん底…「イカゲーム」構想の背景

2021/10/28 03:39 Written by Narinari.com編集部

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人気韓国ドラマ「イカゲーム」のファン・ドンヒョク監督(50歳)が、同作ストーリーを構想するにあたり、日本作品の「バトル・ロワイアル」や「ライアーゲーム」の影響を改めて語っている。

ドンヒョク監督は以前より、メディアのインタビューなどで、日本の漫画などからインスピレーションを得て「イカゲーム」を構想したと明かしているが、英紙ガーディアンに対し、その点や大変な生活を余儀なくされた個人的な経験を含め、改めて「イカゲーム」の脚本ができるまでの背景について言及した。

「母が勤めていた会社を退職し、経済的に非常に苦しくなりました。私が勤めていた会社も経営破綻してしまいました。だから、1年ほど仕事ができなかったのです。母、私、祖母の3人でローンを組まなくてはいけなくなりました」
「『バトル・ロワイアル』や『ライアーゲーム』などのサバイバルゲームの漫画を読んでました。そこでお金や成功を求めて必死になっている人たちの姿に共感したのです。人生でどん底だった時でしたから」
「もし、現実にこのようなサバイバルゲームがあったら、家族のために賞金稼ぎに参加するのだろうか、と考えました」
「私は映画監督なので、この種の話に自分のタッチを加えることができると思い、脚本を書き始めたのです」

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