大滝詠一・佐野元春・杉真理の名盤、40周年記念で蘇る

2021/10/19 22:34 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


1982年3月21日に、大滝詠一の主催する“ナイアガラレーベル”から発表されたアルバム「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」の発売40周年を記念して、「NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition」が、2022年3月21日にリリースされることが決定した。

伝説のバンド・はっぴいえんど(細野晴臣・大瀧詠一・松本隆・鈴木茂)は解散後、メンバーそれぞれが新たな活動をスタート。大瀧は1975年、アーティスト名を“大滝詠一”に改め、自身のみならず新しい世代の魅力的なアーティストも紹介すべく、彼の名字“大きな滝”から発想した“ナイアガラレーベル”を設立した。

その第1弾として、山下達郎・大貫妙子・村松邦男らによるシュガー・ベイブのシングル」DOWN TOWN」、およびアルバム「SONGS」を発表。そして、作品は昨今もCity Popのルーツとして国内外で注目され、日本のロック史に燦然と輝く名盤として聴かれ続けている。

続く1976年には、大滝詠一、山下達郎、伊藤銀次というそれぞれがプロデューサー&ソロアーティストとしても活動する3人が持ち寄った楽曲で構成された企画アルバム「NIAGARA TRIANGLE Vol.1」を発売。レーベルとしてのカラーがより鮮明なものとなった。

1981年に歴史的名作アルバム「A LONG VACATION」を発表した大滝は、CMソングの依頼をきっかけに「NIAGARA TRIANGLE」の第2弾を構想する。そこで、それまでの人脈など“縁”で繋がり、当時大きな注目を集めていた佐野元春と杉真理に参加を要請。NIAGARA TRIANGLE名義のシングル盤「A面で恋をして」をリリースすると瞬く間にスマッシュヒットを記録した。半年後の1982年3月21日には、アルバム「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」も発売。40年を経た現代でもCity Popの代表作として高く評価されている。

その名作アルバム「NIAGARA TRIANGLE Vol.2」の発売40周年を記念して、「NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition」が、2022年3月21日にリリースされる。本作は1982年のオリジナルマスターテープを用いた2022年最新マスタリング音源を使用し、40周年記念VOX、CD、レコードの3種類のパッケージで発売(※通常盤CDについては後日発表予定)。

「NIAGARA TRIANGLE Vol.2 VOX」は完全生産限定BOX仕様となっており、CD3枚+Blu-ray Audio Disc+豪華ブックレット+復刻キーホルダーに加え、1982年のオリジナル盤リリース時に宣伝用として制作され、当時でも入手困難だったプロモーション用7インチレコード3枚組を完全復刻して同梱。この3枚組7インチレコードは、メトロポリス・マスタリングのティム・ヤングによる2022年版最新カッティングが施されている。

同時発売される12インチのアナログレコードは、国内最高峰のSony Music Studios Tokyoによる2022年版最新カッティングで、重量盤12インチ2枚組仕様。「NIAGARA TRIANGLE Vol.2 VOX」に収録される楽曲情報や、通常盤CDの仕様などの詳細な商品情報は今後順次発表される予定だ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.