“心地良い、遊べる家庭菜園”コンセプトの新ブランド

2021/10/05 14:47 Written by Narinari.com編集部

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タキイ種苗は、“家庭菜園をもっと心地の良い、遊べる菜園へ”をコンセプトにした家庭菜園の新しいブランド「UETE(ウエテ)」を立ち上げ、10月1日から公式サイトにて販売開始した。

同社は180年以上の長い歴史の中で、農業と向き合い、研究を重ね、消費者の要望や期待に応える優良な種子や安心品質の土の提供に努めてきた。そしてこのたび、若者を通した次世代への農業を定着させ、「農」と「人」がもっとつながる世界を目指すというビジョンを掲げる、現代にマッチする新しいライフスタイルを提供する新ブランド「UETE」を立ち上げた。

「UETE」のコンセプトは“心地の良い、遊べる菜園”。家庭菜園によって、たとえ都心の小さなスペースでも自然と繋がることができ、自分で育てて、収穫して、大切な人たちと食べる楽しさを共有する、「自産自消」のライフスタイルを提案する。欧米を中心とした海外では、新型コロナ感染症拡大をきっかけにガーデニング・家庭菜園のブームが起こり、特に若者世代に「自産自消」はサスティナブルなカルチャーとしてトレンドになっているとの報道もされている。同社は、日本においてもこのカルチャーがトレンドとなり、「農」をもっと身近に感じてもらえる世界を目指していく。

「UETE」の特徴は、失敗しづらい“育てやすい苗や種子”。家庭菜園は、身近に自然を感じてリフレッシュ(デジタルデトックス)できる、四季や旬を感じる、自分で育てた野菜を周りの人たちと共有できる、コロナ禍でも取り組みやすい、など様々な理由で楽しまれている一方で、家庭菜園経験者の82.7%は何らかの失敗したことがあり(※同社調べ)、通常難易度が低いものばかりではない。そこで、「UETE」では失敗しづらい“育てやすい苗や種子”を提供をすることで、収穫まで育て続けることのできる成功しやすい環境を作る。

また、「EC特化」という販路も特徴のひとつ。家庭菜園に関わるタネや苗、スコップなどのグッズを入手するにはホームセンターや専門店といった実店舗を利用するのがこれまで一般的だったが、「UETE」では販路をECに特化させることで、多様な生活環境を過ごす現代人がわざわざ店舗に足を運ぶ必要のないよう、自宅に栽培セットを直送する仕組みを整えた。

そして、ターゲットを取り巻く生活環境に合わせて、ベランダや庭先などの省スペースで育てられる野菜を厳選して取り扱っている。業界のいままでのスタンダードは、畑を使った体力の必要な栽培方法だが、「UETE」ではプランターを使ったコンパクトな栽培方法に一本化。 家庭菜園を通じて、自宅にいながら季節や旬を感じられる生活を提案する。

さらに、初めてでも安心して家庭菜園をはじめられるよう必要な用具を一式そろえて“栽培セット”として販売。 おいしく収穫するための育て方マニュアルも一緒に届けるほか、SNSを通じたサポートも行う。加えて、「UETE」のWEBサイトにあるマガジンコンテンツでは、家庭菜園に関するノウハウやカルチャー、おすすめグッズを紹介。失敗しないための情報だけでなく、家庭菜園をさらに楽しむための情報を発信していく。

「UETE」の担当者(タキイ種苗株式会社 通販部 高見太郎さん)は「農園芸において長年ご愛顧頂いてきましたタキイ種苗が、ベランダなど身近な生活空間でインテリアのように楽しんでもらえるデザインを取り入れるなど、新しい時代の新しい世代に向けた菜園の在り方を模索して誕生したのが今回のUETEです。家庭菜園は50代以上の方を中心にファンが多く、若い世代の方々からは『始めてみたいけど、とっつきにくいイメージがある』との声を以前よりいただいてきました。そんなご意見を受けて誕生したUETEは、自宅で過ごす家庭菜園のある暮らしをご提案していきます。当初はタネや苗の栽培セットを中心アイテムとしてスタートさせますが、今後はスコップやジョウロといった園芸ツールの取り扱いにも商品数を広げていく計画です。“心地の良い、遊べる菜園”をご体験いただけることを目指して、UETEをどうぞよろしくお願いいたします」とアピールしている。

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