素敵な羽生結弦にCMスタッフ感涙、黒柳徹子と共演

2021/10/04 04:01 Written by Narinari.com編集部

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女優・タレントの黒柳徹子と、フィギュアスケートの羽生結弦選手が、東和薬品の新企業テレビCMで初共演。10月4日より、「こころの笑顔、あしたの健康」篇を全国で放映開始する。

2004年からイメージキャラクターを務める黒柳と、新たに起用した羽生選手が共演する今回のCM。「変わらない東和薬品」というテーマを黒柳が、「変わる東和薬品」というテーマを羽生選手が伝えることで、東和薬品グループの強い決意や意志、企業理念を発信していく。

今回のCMは、新型コロナウイルス感染症対策としてキャストを別々に撮影することとなり、まずは羽生選手の撮影が6月上旬、仙台市内のスタジオで行われた。当日は、東和薬品のコーポレートカラー「グリーン」をあしらったチェックのシャツと水玉のネクタイに、ベージュのスーツを合わせた爽やかな衣装で登場。スタッフに「よろしくお願いします」と丁寧に一礼し、CMのコンテ説明に臨んだ。撮影にあたり「ちょっと笑いが出るぐらいの雰囲気で」というリクエストを受けた際、無意識に「恥ずかしくならないかなぁ」とはにかんでみせると、監督がすかさず「今ぐらいの自然な表情で」と指摘。羽生選手は満面の笑みで「了解です!」と応じて、颯爽とカメラ前に向かった。

本番前、カメラに正対した右足の内側に、やや斜め向きに左足のかかとをくっつけた状態でスタンバイした羽生選手。当初は「なんかフィギュアっぽいですかね」と足元が気になる様子だったが、監督から「シャキッと立っている感じが出ていいと思います」とお墨付きをもらい、自身が慣れているポーズで本番を迎えた。羽生選手はワンテイク毎に「今の感じで大丈夫ですか?」と確認し、セリフの間や声のトーン、テンポ、 表情、所作などを細かく調整。持ち前の集中力と表現力を発揮して、自分に何が求められているのかを常に考え、監督の「ややテンション抑えめに」「“約束”をより丁寧な言い方で」という矢継ぎ早の指示にも的確に対応し、OKテイクを連発した。

セッティング中はスタッフの皆さんと気さくに談笑し、リラックスした表情を見せていた羽生選手。どこまでも自然体で、穏やかな立ち居振る舞いが印象的だったが、その最中、カメラが回っている間は「けっこう緊張していました」と、意外な告白をする場面もあった。実は羽生選手自身、「自分は演技のプロではないから」と撮影資料をしっかり読み込み、数日前から部屋の鏡の前でセリフを猛練習してきたのみならず、東和薬品のホームページもくまなくチェックし、「こころの笑顔」に込めた想いや企業理念などをひと通り頭に叩き込んできたのだとか。最高のパフォーマンスを発揮するため、周囲も驚くほど万全の態勢を整え、この日の本番を迎えていたという事実に、制作チーム一同、頭が下がる思いだったという。

すべての撮影を終え、「お疲れ様でした」と周囲からねぎらいの拍手が起こった後、おもむろに口を開いた羽生選手。「僕が撮影に参加したのは数時間だけですが、この素晴らしい撮影現場をつくってくださるために、多くの方々がとても多くの時間を費やされたと思います。そのことに本当に感謝したいと思います。ありがとうございました!」と挨拶した。そして「この後、撮った素材の編集作業とかも忙しいと思いますが、これからもよろしくお願いします!」と締めくくると、その場にいたスタッフは感動のあまり、感涙にむせびそうになりながらも、素敵な羽生選手に万雷の拍手を浴びせていた。



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