さいとう・たかをさんが死去、「ゴルゴ13」は継続へ

2021/09/29 13:33 Written by Narinari.com編集部

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「ゴルゴ13」などで知られる漫画家のさいとう・たかをさんが、9月24日、すい臓がんのため亡くなった。84歳だった。29日、ビッグコミック編集部が発表した。

同編集部は29日、公式サイトに「本誌にて『ゴルゴ13』を連載いただいております劇画家のさいとう・たかを氏が、2021年9月24日膵臓がんのため逝去されました」と訃報を掲載。

そして「氏には創刊の年から53年続く看板連載作品『ゴルゴ13』のご執筆ほか言葉に尽くせぬお力添えを賜りました。生前のご功績に心から賛嘆と感謝を申し上げ、謹んで氏のご冥福をお祈りいたします」と感謝の言葉をつづっている。

なお、「ゴルゴ13」については、「誰よりも早く、コミックの分業形態での制作システム構築に心を砕かれたさいとう・たかを氏。『ゴルゴ13』においても脚本協力、作画など各分野をそれぞれのプロフェッショナルたちが担当、その全体をさいとう氏が指揮し、そしてもちろんご自身も構成、作画、脚本と何役もこなされた上で作品作りを進めてこられました。そのさいとう氏は生前から『自分抜きでもゴルゴ13は続いていってほしい』という、いわば分業体制の究極とも言えるご希望を持たれ、さいとう・プロダクションを、そのような制作集団として再構築されました。今後は、さいとう・たかを氏のご遺志を継いださいとう・プロダクションが作画を手がけ、加えて脚本スタッフと我々ビッグコミック編集部とで力を合わせ『ゴルゴ13』の連載を継続していく所存です」と、今後も連載は続けていくことを併せて発表している。

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