サッカー元ブラジル代表のペレ（80歳）が、集中治療室（ICU）に逆戻りしたという。今月初めに結腸腫瘍摘出の手術を受けたペレは、ブラジル・サンパウロにあるアルベルト・アインシュタイン病院で3日間集中治療を受けた後、9月15日に一般病棟に移ったものの、17日に再びICUに戻ることになったと報じられている。

ペレが集中治療室に逆戻りした理由については明らかになっていないものの、高齢であることを考慮した予防措置であったと報道している地元メディアもある。

同報道の後、ペレの娘ケリー・ナシメントさんは、インスタグラムにペレと一緒に写った写真を投稿、父親が回復へ向かっているとして、「友人達へ。どんな噂があるのか知りませんが、私のダイレクトメールにはメッセージが多数押し寄せています！」「昨今、世界にはすでに多くの心配事が蔓延していますから、私達がそれに加わるようなことはしたくありません」「父の経過は良好で、普通レベルです。約束します！」「私がこれを言うと父は嫌がるので、父には言わないで欲しいのですが、彼は高齢なので、このような手術を受けた後のその歳の男性にとっては一般的な回復シナリオです。2歩前に進み、1歩下がる時もあります」「父は昨日は疲れていて、少し後退しましたが、今日は2歩前に進みました！」と綴ったほか、お見舞いの言葉をおくってくれた人々や医療チームへ感謝の言葉を述べた。