松本人志、“痛み伴う笑い”の件「頑張れBPOって思ってる」

2021/09/05 14:14 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(57歳)が、9月5日に放送されたバラエティ番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。BPO(放送倫理・番組向上機構)による「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」の審議入りについて、自身の見解を語った。

先日、BPOの「放送と青少年に関する委員会(青少年委員会)」が、「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」について審議入りすると公表。この件について松本は「腹立つっていうか、BPOさんはダウンタウンのことなんか何も言ってないのに、BPOとダウンタウンのVS構造を作ろうとする世の中にちょっと腹立つのよ。年末の『笑ってはいけない』はどうなるんや!って言うんだけど、むしろオレはそれに関してはBPO側やからね。(痛みを)受ける側だからね。俺もやめて欲しいよ、『頑張れBPO』って思ってる。ホントですよ、なんだこのねじれ現象は!って。不思議なんですよ」と笑いを交えつつコメント。

さらに松本は「幕の内弁当みたいなものじゃない。バラエティというぐらいですから。その部分の中のその(痛みを伴う笑いの)要素はわりとメーンディッシュの時があったりするから結構ボリューム感はなくなっちゃったりするかな」と話し、「なんでバラエティだけが言われるのかなというのはある。それ言い出したら、プロレスなんてアウトじゃん!プロレス中継は絶対ダメよねって、なってくるし。ドラマも人死んだり、食べ物を粗末にしたりもするんですけど、ドラマは言われない」と語る。

一方で松本は「何でもありになると、実は面白いことってできにくくて、ルールがある程度あって、そのルールのギリギリをね、攻めて面白くしたいなと思うんですけど、前OKだったのが今度はそれもダメとか、第3のビールみたいなあのやり方で後からルールがどんどん追加されて、どこまで行くのかなあとは思う。願いがかなうならば僕をBPOに入れていただきたい」と話し、さらに「僕は本当にいいんですよ。もう数年で辞めるのでいいんですよ。本当に本当に。数年で辞めるよ。辞めます、辞めます。でもこの後に出てくる人のことを考えると、やっぱり、選択肢は広いほうがいいのかなと思う」と語った。

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