82歳コッポラ監督“製作費110億円”新作のキャスト陣

2021/09/02 09:54 Written by Narinari.com編集部

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フランシス・フォード・コッポラ監督(82歳)は、新作「メガロポリス」では豪華キャストを予定しているという。

長年同作を温めてきたコッポラ監督は、製作費1億ドル(約110億円)をかけて、オスカー・アイザック、ケイト・ブランシェット、フォレスト・ウィテカー、ジョン・ヴォイト、ゼンデイヤ、ミシェル・ファイファー、ジェシカ・ラング、そして「ゴッドファーザー」でソニー・コルレオーネ役を演じたジェームズ・カーンといったキャスト陣で作る意向だという。

コッポラ監督はデッドラインにこう話している。

「この映画の製作に全力を注いでいます。2022年秋に作りたいと思っています」
「キャストが全員承認されたわけではありませんが、とてもエキサイティングなキャストとなると自信がもてるぐらいの数は揃っています。この映画は1億ドルから1億2000万ドル(約132億円)ぐらいかかります。もちろん1億ドルに近いことを願っていますが」
「私も資金を出すつもりでいます。ほぼ1ドルに対し1ドルという具合で。言い換えれば、私の企画へ向けて自らも出資するわけです」

現代の都市を舞台とした同新作だが、ストーリーの起源は古代ローマに遡るそうで、コッポラ監督は現在、映画館で上映されている作品群とは違ったものになるとした上で、「それは主に、私達が暮らす社会以外の選択肢について検討する時がきたという根本的なメッセージを示しているからです。そして、ユートピアとは田舎にある小さな実験的場所ではなく、ユートピアはその議題のみに関して人々が正しい疑問を投げかける議論なのです。今私達が暮らす社会が唯一の選択肢であるのかとか、若者達にためにはより良い選択肢があるのではないかと議論されるべきです」「それがこの映画がもたらす影響となることを私が願い夢見ていることです。そしてこれが、私が多額を投資しようとしている理由なのです。これを実現させるためにね」と続けた。

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