広瀬すずや上戸彩らが思い描く“未来”は…

2021/08/25 00:01 Written by Narinari.com編集部

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女優の広瀬すず(23歳)がドラミちゃん役を演じる、“ソフトバンクのドラえもん”実写化テレビCMシリーズの最新作「5G 予報士ドラミ 関東/関西/中京」篇が、8月27日より全国で順次オンエアを開始する。それに伴い、広瀬がCMで共演した堺雅人、上戸彩、樋口可南子と共にインタビューに答えた。

質問:前回 ドラミ役として初出演の反響はいかがでしたか?

広瀬:友達とか知り合いのお子さんに「見たよ」って言っていただける機会が多くて、うれしいなぁっていうのと同時に、今回のドラミちゃんは自分でもメチャクチャ見て、あー、こんなにTVで流れてるんだ!という、ちょっと恥ずかしいような。でも、想像以上にいろんな人に言っていただけて、うれしかったですね。

質問:(上戸、樋口、堺へ)広瀬さん演じるドラミちゃんを実際にCMで見た感想は?/(広瀬へ)皆さんのコメントに対して、それぞれリアクション(回答)をお願いします。

樋口:壁をまさか破って入ってくると思わなかったので、こんなパワーがある人なのかという。その設定がすごくおかしくて。もう白戸家は何があってもおかしくない設定なので、すずちゃんがいろん なパターンで登場してくれるのが、すごくうれしかったです。すずちゃんは白戸家シリーズでも私の若い頃の設定で前に出てくださったことがあったので、またこうやって共演できることがうれしいです。これからも、すずちゃんだけじゃなくて、みんながいろんなパターンでまだまだ変化していく白戸家になりたいなと、ドラミちゃんになったすずちゃんを見て思いました。

広瀬:何年も前ですが、白戸家のCMで樋口さんの学生時代を演じたことを覚えていてくださったのもうれしいですし、私もまさか壁を突き破っていくとは思ってなかったので、本当にインパクトのある登場の仕方を、こんなふうに思ってくださるのはすごくうれしかったです。確かに今まで白戸家を拝見してきて、白戸家シリーズの中では何が起きてもおかしくないし、どんなことが起きるんだろうなという楽しみも今増えました。

上戸:お似合いでした。とってもかわいかったです。すずちゃんがドラミちゃんをやるからこそ、たぶんあのドラミちゃんは何をやっても、壁を壊しても、今回みたいなことをしても許されるんだろうなぁって。何をやってもハマるなぁと思いました。

広瀬:壁を突き破った時、上戸さんが前にうわーっと出るじゃないですか。それを見て、本当に遠慮がないんだなというのは、撮影現場でも前回から薄々感じていまして。ドラミちゃんらしく、遠慮なく豪快に、今後も演じられたらなと思います。

堺:すごくかわいらしくて、バイタリティーあふれるドラミちゃんでした。マンガの時はちょっとおとなしい優等生なイメージだったんですが、広瀬さんが演じることでもっと、何を仕出かすか分からない生命力にあふれたドラミちゃんになっているのかなと思います。これからも楽しみです。

広瀬:ここまで皆さんに言われると、プレッシャーを感じます(笑)。ドラミちゃんというキャラクターは、自分もフワッとしたイメージとしては、優等生なイメージがあって。おちゃめで、やりたいことを盛大にやっているというところが、今回のシリーズではドラミちゃんの魅力として一つあると思うので、も ちろん元々のキャラクターも大切にしつつ、少しずつ自分らしいドラミちゃんができたらいいなと思います。ただ、あまり期待はしないで見ていただきたいです(笑)。

質問:5Gの普及によって、どのようなことができるようになったらうれしいですか?

広瀬:移動中、スマホで映画を見たりするので、それをすぐダウンロードできるというのは、すっごく助かるなと純粋に思います。(他にも5Gによってできることを聞いて)すごい未来があるのだなと。衝撃的な印象を受けたので、自分の思っている未来と違って、驚きが毎日あるような世界になっていくのかなと思うと、ほんとドラえもんの世界だなと思いますね。

質問:今の仕事以外でやってみたい仕事はありますか?

広瀬:洋服が好きなので、デザインとかやっている友達がいて、見ているとすごく楽しそうだなって思うし、なんか憧れがありますね。洋服、ファッション関係はずっと憧れを持ち続けるのだろうなと思うくらい好きです。普段は現場とかにしか行かないので、がっつりおしゃれして出掛けるということがあまりないので、毎日がっつりおしゃれを 100%楽しめそうでいいなぁって思いますね。

上戸:ずっと保育士さんになりたくて、このお仕事をしながらも、10代の時どうしても諦められなくて、ちょうど20歳を迎えるタイミングで、芸能界でやっていこうという意志とともに、チャイルドケアライセンスという子どもに関する資格を取りましたね。で、諦めました、保育士さん。

堺:すごいね。ライセンスって、それはどこで使うの?

上戸:人に教えることのできる資格で、ベビーマッサージとか、もうほんとに基本的なものなんですけど。ただ、もう何も覚えていません。

堺:僕は公務員希望でした。地方公務員。

上戸:それは何歳ぐらいの時の夢ですか?

堺:受験の時。腕カバーとかして、メガネをかけて普通にやっているんだろうなと思ってました。基本、地味な仕事が好きなんだと思う。

上戸:安定。

堺:うん、安定。定刻。9時5時とか好きですね(笑)。

樋口:美術館で働く資格、学芸員の資格を取りたくて、美大に行って。でも1年しか結局行けなかったんですけど。この世界に入っちゃったので。田舎の学生としては、都会の美術館で働いて、きれいな絵の前に座って、みんなに説明したりとかっていう職業にすごく憧れていました。

質問:(上戸、樋口、堺へ) 広瀬さんにはどんな職業が似合いそうですか?/(広瀬へ)皆さんのコメントに対して、それぞれリアクション(回答)をお願いします。

堺:案外動ける人、体が利く人なので、格闘家とかどうでしょう。

上戸:うわー、いいですねぇ。

堺:絞め技、打撃系どちらもイケるんじゃないでしょうか。

上戸:年末必ずテレビですずちゃんを見れるっていう。見たいですよね、格闘技。

堺:あ、そうか。年末の格闘技イベントで。

上戸:絶対似合うもんね。

広瀬:似合うんですかね(笑)。役でちょうどカラリパヤットっていうインドの武術をやっている時に、堺さんと別の現場でお会いして、「いま作品やってるの?」と聞かれて、カラリパヤットというアクションというか武術を練習しててと言ったら、「それ窮めた方がいいよ、やってる人いないよ」って言われて。そこから「見して、見して」って感じで、一緒にYouTubeで調べながら時間を過ごさせてもらったことがあります。そこからですかね、動けるイメージがあるのは。ジムのトレーナーさんとかいいなと思ったりはあるのですが、格闘家…うん。では、年末を楽しみにしててください(笑)。

上戸:子どもを預けられるシッターさんとか。

樋口:小っちゃい子が似合う感じがするね。

上戸:対等になって遊んでくれそうな。

堺:上手そう。

広瀬:これはうれしいです。保育園の先生になりたいと思っていたぐらい、小さい子とか子どもが大好きで、事務所の方とか、知り合いの方のお子さんがいると絶対に、むしろ自分が遊んでもらっ ているかのように一緒に遊んだりするので、なんだかうれしいですね。たぶん、得意だと思います。

樋口:私はおいしいものが似合うような感じがします。おいしいものが横にあると、見ていてこっちもうれしくなる感じがするというか。

上戸:フードファイター?

樋口:そうそう…いや、フードファイターじゃない。それは違う、それは違う(笑)。この前、すごい雨が降ってきたので、パン屋さんで雨宿りしたんですけど、そこにとてもかわいい子がいて。パンの横にすずちゃんの顔があると、こんな天気でもなんか幸せ、みたいな気持ちになるかなと、ふと思いました。パン屋さん。

上戸:いい。癒やされる。

広瀬:私もパンが好きで、どうしても食べたいとなった時、パン屋さんを何ヵ所か行って、一種類ずつ好きなパンを買ったりするぐらい好きです。でも、あんなにいい香りがあると、お客さんよりも自分 の方が食べてしまいそうになるくらい(笑)。でも、憧れはありますね、パン屋さんとか。小さい頃によく、いいなぁと思っていました。

質問:もし自分自身の未来を予報するとしたら、どのような未来を予報しますか?

広瀬:いつまでこのお仕事を続けるのか知りたいなあっていうのと、結婚するのかなあというのは知りたいですね。いろいろな覚悟と、これからの行動に選択肢が生まれてくると思うので。ずっと小さい頃は、20代のうちに絶対結婚したいみたいな。そう思っていたんです。周りの友達と話したり。でも、いざ自分が大人になって、いま23歳になって、え、もうすぐじゃんみたいな気持ちになってきて。子どもの頃の夢と現実は離れているんだなと思ったりします。役者のお仕事を続けるというのは、全然 想像もつかないというか。やることすら、小さい頃、自分のイメージにはなかったものなので、どんどん現実と小さい頃に思っていた自分の人生設計みたいなものがどんどん懸け離れてきて、どうなるんだろう、この先って思うことがたまにあります、ふいに。運命というものに任せようかなって気持ちもありつつ、気にもなりつつという感じですね。

樋口:もうおばあちゃんですから、未来っていうと。ご機嫌ではいたいですね。とにかくご機嫌。ご機嫌なおばあちゃんってすてきだと思うんですよ。だんだん不機嫌になる人もいるし、すっごくご機嫌になる人もいるし、分かれていくので、どうせならご機嫌の方に行って(笑)。私は今、着物にハマっているんですけど、着物をカッコよく着られるおばあちゃんになりたいなと思います。

上戸:私は映画に出ていたいです。

樋口:え、出てるじゃない。もっと出たい?

上戸:スクリーンに映っていたいって思います。お母さんもやりながら、やっぱり現役でスクリーンに映れる女優さんになりたいなと思います。

堺:僕は最近、今が一番若いということにやっと気付きましたね。

上戸:心が?

堺:違う。明日は一日分、年を取っているんだという。だから、何か始めたいなら今やんなきゃと。やりたいことを後回しにせず、読みたい本があったら、目が元気なうちに読んでおく。おいしいものが あったら、体を壊す前に食べておく。だから、未来のことはあんまり考えず、今やりたいことを今やると。


広瀬:ショートパンツをはきたいです。最近服を見るのが好きなので、よく見るんです。自分が思っていた“ザ・ショートパンツ”っていうデニムの形とか、夏にしかはけないですし。そういうのを見てると、素材でもっと遊んだようなショートパンツがすごく多くて、お仕事ではく機会があったりとか、生で見てしまった時に、「うわ、欲しいな」と思って。なかなか挑戦する勇気はなくて、現場とかには着ていけない ですが、一人でプライベートでジムに行くとか、お買い物に行くときに、一回でいいから楽しみたいなっ ていうのは、最近よく思っています。

樋口:浴衣でこの夏は、外を歩いたり、犬と散歩したりしたいです。最大の目的というか、自分のチャレンジは、電車に浴衣で乗る。しかも目立たない。私だとバレないということにチャレンジしたいんです。とにかく街で自由に、着物で歩く練習をこの夏から、浴衣から始めたいと思っています。

上戸:娘に浴衣を着せてあげられるようになりたいなと思いました。浴衣の着付けは一応、着物よりも簡単といわれているので、YouTubeとかを見ながら。

堺:今日もそうだけど、みんなでラーメン屋さんでご飯食べて、お芝居だったけど、楽しいなぁと思って。

上戸:ですよねー。

樋口:ほんとほんと。

堺:あの距離で、ご飯食べるっていいなぁと思ったので。

樋口:新鮮だったね。

堺:新鮮だった。

樋口:ほんと久しぶりになんかね。

上戸:うれしいですよね。当たり前のことだったのに。

樋口:あの設定だけでもうれしかった。

堺:僕は宮崎出身で、冷や汁という郷土料理があるんですが。

上戸:宮崎の冷や汁、大好き。

堺:そろそろ家族で子どもとかとも、包丁でちょんちょんやって作れるんじゃないかと思って。みんなでお料理大会とかやりたいですね。

上戸:いい! 薬味とか刻んでね、いっぱい。

堺:それぐらいなら、子どもももうできるんじゃないかな。

上戸:薬味パーティー、冷や汁、おいしそう〜。食べに行きます(笑)。

堺:食べに来る!?


質問:今回ドラミちゃんは大阪で5Gの広がりを予報しています。大阪で思い出深いエピソードは?

広瀬:大好きな串揚げ屋さんがあります。舞台で大阪公演をやっていた時、劇場の方に教えていただいて、一つ本当に忘れられない串揚げ屋さんがあって。そこのお店の名前とデザートが絵で描いてあるTシャツをどうしても欲しいんですって大将に頼んでいただいて、それを稽古着で着たりしています。大阪に行ったら、絶対そこに何が何でも行きたいって思うぐらい好きなお店があるので。今なかなか行けないので、ちょっと恋しいなと思いながら、大阪といえばそこだなと思います。

上戸:それこそ「半沢直樹」の撮影で、堺さんとの初日です。私の撮影の初日は半沢のシリーズ1の5話から撮影したんですけど。なんで5話からかっていうと、大阪から撮影が始まったので。

堺:固め撮りを先にして。

上戸:大阪で撮影して、ロケが終わった後に、澤穂希さんの家にお泊まりに行きました。

樋口:そんなこともしてみたいね。

上戸:ね〜。今じゃ、移動も大変だし。

堺:移動もできなくなっちゃったから。なんか旅行したいですね。しみじみ。


質問:広瀬さんに大阪でオススメのことは?

上戸:三角公園にあるたこ焼き屋さんが私はすごく好きで。半熟というか、けっこう生地がグジュグジュやわらかめで、歌の活動をしていた時、そこ目当てでよく電車に乗って買いに行きました。メイクさんたちと。おいしいんですよ。やっぱりたこ焼きおいしいんですよ。いろんな食べ比べしてね。

樋口:私はお城が見えるホテルの部屋がとても好きで、特に仕事のロケの時は、お城の見えるお部屋を取ると、仕事に行く時の自分のテンションがすごく上がるというか。「行ってきます、今日いい芝居ができますように」とかって、ポンポンと手を合わせて。それは大阪と名古屋で、大阪城と名古屋城。そのお城が見える部屋に泊まるっていうのが、すごく自分にとっては気持ちが盛り上がります。

堺:武士ですね。

樋口:そうなの(笑)。夜なんか仕事から帰ってくると、お城の上にお月様がちょうどいいポジションで上がるんですよ。それを部屋の電気を真っ暗にして

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