“NMB48最後の1期生”白間美瑠卒業「全てが宝物」

2021/08/16 07:24 Written by Narinari.com編集部

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“NMB48最後の1期生”白間美瑠(23歳)が8月15日、卒業コンサート「〜みるるん、さるるん、ありがとう(ハート)〜」(大阪城ホール)を開催。ファンや後輩メンバーに挨拶し、NMB48での11年間を振り返った。

コンサートのMCで、白間は「泣かずに笑顔で皆さんに気持ちをしっかり伝えたいと思うので聞いてください」とした上で、「私は中学1年生の時にNMB48のオーディションを受けて、NMB48の1期生になりました。毎日が初めてのことばかりで、言われたことが全然理解できず、1期生のお姉ちゃんメンバーの背中に隠れて付いていくだけで必死でした。レッスンの時もダンスの先生に『もう出やんでいいよ』って何回も怒られて、レッスン場を飛び出して、大泣きして、1期のお姉ちゃんに慰められていました。誰かの後ろで踊ってればいいやと思ってました。でも、握手会やお手紙で『美瑠のセンターが見たい』『美瑠ならできるよ』という大好きな皆さんからの一つ一つの言葉で私は変わることができました。そこから、『レッスン場に住んでるのか』って言われるくらい練習しました。皆さんの笑顔を思い浮かべると、どこまでも練習することができました。NMB48に入って、普通では経験できないことをたくさんさせていただき、時にはプロレスラーになったり、キャバクラのお姉ちゃんになったり、ヤンキーになったり、『仁義なき戦い』ではおっちゃんにもなりましたね(笑)。その全てのことが私にとって大切な宝物です」と振り返る。

続けて「今まで一緒に走り続けてきたメンバー、黒くて悪ガキだった私を支えてくださったスタッフの皆さん、いつも味方でいてくれた家族、楽しい癒しで笑顔にしてくれた友達。そして、大大大好きな皆さんのおかげで11年間続けてくることができました。こんな私を見つけてくれて、全力で応援してくれてありがとう。見守ってくれていてありがとう。勇気をたくさんくれてありがとう。優しさをくれてありがとう。自信をいっぱいくれてありがとう。そして、大きな大きな愛を本当にありがとうございます!」と関わった全ての人への感謝の気持ちを伝えた。

そして「これからは私が大好きな皆さんを支えられるような大きな存在になります。歌って踊ることが大好きです。挑戦したいお仕事がいっぱいあります。だから、卒業しても、私の未来のために、私の夢を叶えるために、どんなことにも立ち向かって挑戦し続けたいと思います」と今後の活躍を誓った。

また、後輩メンバーたちには「人生は気合や!気合があれば絶対になんでも乗り越えられるから、みんな頑張って!」とメッセージ。

後輩メンバーからは、加藤夕夏が代表して、白間に感謝の気持ちを伝えた。

「『もっとガツガツ行こう。気合入れていこう。うーちゃんなら大丈夫。自信持って!』と美瑠ちゃんは前向きで力強い言葉を私にかけてくれました。次世代がフィーチャーされていく中で、どう立ち回ればいいのか分からない時、いつも背中を押してくれました。その言葉たちは本当に熱くて、自分の中から何かを目覚めさせるパワーがありました。それは11年間、たくさん努力して積み重ねてきた自信のあるかっこいい背中を後輩にいつも見せてきてくれたからだと思います。センターってこうだ。気合を入れるってこういうことだと、強さをいつも見せてくれて、憧れの存在でいてくれて本当に感謝しています。一番先輩なのに一番汗びっしょりになって歌って踊って、やると決めたら最後までやり切る。昔からの熱い難波魂やNMB48の魅力をここまで受け継いでグループを引っ張ってきてくれてありがとう。“気合”という言葉も、これからは私たちが引き継いでいきます」

コンサートにはOGの山本彩も駆けつけ、1期生を代表して「NMB48結成時に集まった1期生が全員卒業することになります。これまでたくさんの応援を本当にありがとうございました。これからは、ここにいるメンバーたちが新たに作っていくNMB48をどうぞ見守っていただけたらと思います」と挨拶した。

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