新型コロナウイルスに感染したお笑い芸人のレイザーラモンRG（45歳）が8月12日、自身のYouTubeチャンネルに「ご報告 コロナ療養期間中激痩せしました」と題する動画を更新。体重が10キロ減少したことを報告している。

動画の中で、SNSに寄せられた多くの励ましのメッセージなどに感謝すると共に、「10キロ痩せたということで、皆様にその姿を見せたいと思います」と、マスクと帽子を取り、「痩せたでしょ？ すっごい痩せたでしょ？」と痩せた姿を披露するRG。

具体的には「発症前が83キロくらいでした。いま73（キロ）くらい。ちょっと笑いますね。不謹慎とかじゃなくて、顔が変わっちゃいましたね。おさえておいてください、ドキュメンタリーとして。人は10日間、フルーツとゼリーだけ食って、コロナと闘うとこういうことになったということで」と語る。

そして「身体は軽くなったんですけど、すぐ疲れますね。きょうも駅からここ（撮影場所）来るまでに、何度かガードレールに腰掛けましたもんね」「声がね、出てないですよね。マジ出てないですよね。恐ろしいですね、本当。芸人って、10日閉じ込めたらあっという間に武器なくなりますね」と、体力面の低下を感じているという。

また、発熱したときの心境について、当初は「（スケジュールもハードだったし）熱中症であって欲しいなぁ」と思ったものの、結果は「『陽性です』という感じです」となった、とのこと。

陽性判明後、療養先は「もう東京都は今たぶん、ホテル入れないです。ほぼ自宅療養をお願いされます」「（家族がいるから自宅よりホテルで、とは）選べませんくらいの感じでした。ご家族でしっかり機器（手袋など）をつけて。マニュアルみたいなのはもらいます」と自宅療養しか選択肢がなかったそうだ。

自宅療養中、食事制限等はなかったが、「僕はゼリーしか食べれなくて。最初なんか、おにぎりとか、肉食わなきゃってとんかつとか食ったんですけど、一口目で……ごめんなさい……。気持ち悪い。で、ゼリー。そこから。ゼリー生活。ゼリーもフルーツが入ってるゼリーがだんだんしんどくなってくるんですよ。ナタデココとか入ってるのしんどかった。いわゆる透明のところだけ欲しい、みたいな。ちょっと前にもらった千疋屋のたっけえゼリーあったんですよ。それが2個くらい残ってて、家に。そのゼリーも、ゼリーの部分、違いましたね。千疋屋って。めっちゃ美味しかった」と、高級な千疋屋のゼリーは格別だったと語る。一方、果物はももとなしを食べたそうで、ももは固めのものが良く、なしは「この世で一番美味しかった」という。

また、発熱が落ち着いた療養生活8日目か9日目に、Uber EATSで丸亀製麺のうどんを注文したものの、「だしが濃くて飲めなくて。美味しいだしが。こんな濃かった？ ってなって、麺だけで食ってました。麺ってこんな優しいの？ だしいらんやん、と思って。マジでいらんかったです、だしが」とのこと。療養中はポカリスエットやアクエリアスも濃く感じたため薄めて飲んでいたと話し、「舌がどんどんピュアになって」いくと感じたそうだ。

そして、動画の最後には「もうこの見た目を見ることはないと思いますんでね。芸人始めてちょっとくらいのときの体重です。今ね。20代。ハッスルのときもうちょっと体重あったな」「腹と胸（の脂肪）が本当ない」と、痩せた姿を改めて披露した。