故プリンスの新作アルバム「ウェルカム・2・アメリカ」がリリースされた。2010年にレコーディングされて以来、お蔵入りとなっていた未公開曲の数々が、プリンスの死後5年を経て遂に発表された。

バックシンガーのシェルビー・Jは、この作品の収録時、プリンスがとても好調で、エネルギッシュであったと「エンターテイメント・トゥナイト」に明かしている。

「あの当時、彼はすごく良いムードでした。当時の写真を見返すと、どんなに彼がエネルギーに満ちていて、私たちの助けとなっていたことが思い出されます」
「ホット・サマー」「ボーン・2・ダイ」などのシングルが収録されたこの新作は、社会的公正やソーシャルメディア、偽情報、セレブ文化などアメリカの社会問題を取り上げている。
シェルビーは「彼は世界のことを本当に気にかけていました。彼が詩人であることはお分かりいただけるでしょう。彼はストーリーテラーなのです。このアルバムを聴けば、それが分かると思います」と話した。