EXIT兼近大樹、自身の“不登校経験”語る

2021/07/23 19:38 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(30歳)が、7月22日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。自身の不登校経験について語った。

番組はこの日、夏休み明けに増える傾向がある不登校についてフォーカス。不登校や貧困など、通学できない理由を問わず学べるオンラインサービスを運営するeboard代表理事の中村孝一さんをゲストに迎え、不登校について議論した。

番組MCの兼近は「家庭環境や学校での自分の立場など『行きたくない』には色んな理由がある。“学校に行きたくない人”でまとめるのではなく、個人レベルでどういう理由があるのか考えるのが大事だと思う」と語った上で、「そのためには親の力は必要。親がいなければ近くにいる誰かがみてあげる。親に至らないところがあれば、周りの人が助けてあげることが重要だと思う」と自身の考えを述べた。

また、オンラインゲームやクラブ活動、習い事など学校以外でも友だちを作る機会があることを取り上げると、中村さんは「選択肢が増えてきていて、とてもいいことだと思う。ただ、これらの選択肢は経済的に余裕のある家庭の話。例えばひとり親家庭で、母親の仕事が忙しく、家にずっといられない環境で不登校になると、子どもがずっと家にいることになる。そうするとこういった活動に結び付きにくくなる」と解説した。

これを受けて兼近は「このテーマを考える上で貧困は重要だと思う。インターネット環境がない子もいる。貧困問題を抱えている人がこじらせたときが一番大変だと感じる」と話すと、「僕も学校に行きたくない気持ちから、校内で暴れちゃって2か月くらい行かない時期があった。ひとり親で母が働きに出ていて家に誰もいないから、父の家に行っていた。漫画読んで時間つぶしているうちに『なにしてんだろう…』と反省する時間が生まれた。時間を置くっていうのも大事なのだと思う」と自身の経験をもとにアドバイスした。

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