EXIT兼近大樹“間違い電凸”に持論

2021/07/05 14:58 Written by Narinari.com編集部

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お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(30歳)が、7月1日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。“間違い電凸”について持論を語った。

番組はこの日、児童5人が死傷した千葉県八街市のトラック事故を巡り、逮捕された運転手が勤めていた会社に“名前の似た”会社が、電凸被害に遭っていることをピックアップ。これを受け、スタジオでは“間違い電凸”が起こる理由について話し合った。

EXIT のりんたろー。(35歳)は「亡くなった人のことを考えると本当に悲しい。だからといって電凸は別の話かなと。電話する先が合っていようが、間違っていようが、電凸は僕たちがやっていいことではないんじゃないか。正義を振りかざしたつもりでも、それを盾にした加害者になりうるということを理解すべき」とコメント。

相方の兼近は「本当に悲しい事件だから『自分が何とかしてあげたい』とかいろんな気持ちがあって電話で抗議してるのだと思う」とした上で、「やり場のない怒りを人にぶつけることで、自分の中で悲しい事件を消化したい気持ちはすごくわかる。ただ、一人一人が正義を執行できる人間なのだろうか。他人が裁けるわけではないし、そこを認識してもらえたらこういう風評被害や関係ない人への被害も減っていくのでは」と主張した。

さらに、常磐自動車道のあおり運転事件で容疑者の車に同乗していた通称“ガラケー女”だと勘違いされ、誹謗中傷を受けたさはらえりさんの話題になると、兼近は「僕の場合は、過去に犯罪行為をしてたんで誹謗中傷の内容がその話であることが結構ある。それに伴って関係のないことや、やっていないデマも広まっているが、やっている事実もあるからそれに対して僕も反論できなくて。事実は認めて、他のデマは『全部違うよ』って言ったところで誰も信じないから、反論はせず、全部受け入れるようにしてる」と告白。

一方で、「“ガラケー女”と間違われたさはらさんの場合、全く事実が含まれてないし、本当に関係ないから心の持ちようが難しいと思う。まだ俺は『やってるしな。俺は言われるべきだ』という気持ちがあるが、僕が彼女の立場ならブチギレてしまいそうになる。何もしていないのにこんなことって起こるんだという信じられない気持ち」と語った。

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