「マトリックス」トリニティ役に“なれなかった”理由

2021/06/28 09:23 Written by Narinari.com編集部

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サルマ・ハエック(54歳)が映画「マトリックス」の主役の一人に選ばれなかった理由について、自身の“なまけ心”を挙げた。1999年公開の同作に登場するトリニティ役の最終候補4人の1人に残っていたサルマだが、「運動能力のテスト」を乗り切るのに自分は十分でなかったと認めている。

ジェイダ・ピンケット・スミスの番組「レッド・テーブル・トーク」に出演したサルマはこう語る。

「私たちは『マトリックス』のファイナリスト4人のうちの1人だったの。スクリーンテストやオーディションなど 次々にこなしたわ。アジアからのスタントコーディネーターも連れてきていた。運動能力を見るテストだったの。私は体が柔らかくて、敏捷さもあるけど、面倒くさがりなのよ」
「実際ジムに行ったことが無かったし、『さあ、走って!』と言われて『どこへ?』という感じだった。部屋の中を1周することすらできなかった」

一方、ジェイダも同役を獲得したキャリー=アン・モスと並んで最終候補に残っていたそうで、サルマはジェイダの身体能力に当惑したという。

「ジェイダが来たわ、格好良くて、スリムでホットな。ああどうしよう。彼女はとても素晴らしかった。私は恥ずかしくてたまらなかった! 彼女はとても健康的で、集中していて、自己鍛錬が出来ていたわ。すごく実力があったのよ。とても丁寧な人だし。だから私はこの女性を見て、『私が成長した時になりたい理想がこの人だわ』と思ったのよ」

そして現在もサルマは映画撮影が始まる前に、ジェイダからモチベーションを得ているそうで、「アクションを起こそうとするたびに、いや、スタミナをつけて、日々のルーティン練習を始めたほうがいい。ジェイダみたいに!」と続けた。

しかし二人は、キャリー・アンがトリニティ役にぴったりだったことを認めており、ジェイダは以前こうも語っていた。

「キャリー・アンは完璧なトリニティだと思っていたし、私が絶対やれないことを彼女はやってのけた。そして私のキャリアの中で、役を失うことについて話したのはその時だけ」

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