身長190cmなのに…「ホビット」ドワーフ役を得たきっかけ

2021/06/28 09:16 Written by Narinari.com編集部

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リチャード・アーミティッジ(49歳)は、背中を痛めたおかげで「ホビット」シリーズの役を得たと考えているそうだ。

ピーター・ジャクソン監督のファンタジー3部作において、身長190cmにもかかわらず、ドワーフの指導者であるトーリン・オーケンシールド役を演じたリチャードだが、その痛みがキャラクターの「不安」を表現するのに役立ち、「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚である同シリーズの製作陣を説得することが出来たという。

リチャードはメトロ紙のインタビューでこう振り返る。

「エージェントから 、背の低い小人役のオーディションに呼ばれたと言われた時には、本当に困惑したよ。笑ってしまったけれど、とりあえず行くことにしたんだ」
「当時、『MI-5 英国秘密諜報部』の撮影をしていて、腰を痛めていたのでリハーサルは辛くて大変だったよ。それが僕を小さく見せたという訳ではないけど、トーリンの不安を演じる手立てになったのは確かだね」
「あまりの痛さに拳を握って歯を食いしばりながら座っていたよ」

さらにリチャードは、J.R.R.トールキンのファンタジーの世界で、エルフではなくドワーフを演じる事が出来て良かったとも話している。

「僕は空気のような存在でもなければ、自信にあふれている訳でもない」
「エルフのキャスティングの時、『基本的にそれはスーパーモデルに演じてもらえればいい』と言ってたのを覚えているよ。それを聞いて、臭いドワーフで良かったと思ったね」

これまでに「スター・ウォーズ」シリーズ作品や、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」といった様々な映画に出演してきたリチャードは、まだまだ仕事をしたいという必死な思いがあるそうで「おかしな事に、まだ十分じゃないと感じるんだ!一生懸命仕事をしていないと、自分が本当に存在していないように感じてしまう」と説明している。

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