49年前に“キレる”生み出した芸人、誕生の経緯語る

2021/06/12 08:44 Written by Narinari.com編集部

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漫才師の西川のりお(70歳)が、6月10日に放送されたクイズ番組「たとえるバラエティ クイズ!鼻からスイカ」(読売テレビ・日本テレビ系)に出演。“キレる”という言葉を生み出した芸人として登場し、その経緯を説明した。

「世の中に数多ある“たとえ”をクイズ形式で学ぶ知的好奇心探求番組」(公式サイトより)として、昨年7月の第1弾に続き、今回は第2弾の放送となった同番組。誰もが知ってる“アノたとえ”の生みの親を紹介するコーナーで、西川は“キレる”の生みの親としてインタビューに答えた。

スタッフから「怒ることを“キレる”とたとえ出したのはのりおさんですか?」と聞かれた西川は「私です。まぎれもなく私です」とキッパリ。そして、「今から49年前(1972年)ですね」と、誕生の経緯を語り始めた。

それは、何をやってもお客さんが笑わない、49年前のある日の舞台でのこと。「僕らの漫才おもしろいんですよ。(それでもお客さんが笑わないので)お前、わからんのか!」と、今までに感じたことがない怒りを覚え、西川はジャケットをマントのように巻いて客席にダイブしていたという。

それを見た相方から「お前、どないしたんや!」と言われた西川は「頭の血管あるやろ。ここのプクプクしてるところ。ここプツンと切れたんや!頭の線、切れたんや!オレ、キレたんや!」と、怒りを“キレた”とたとえたところ、客席は大爆笑。そこから、当時、漫才ブームのスターだった西川の“キレた”は芸人界から世間にも浸透していった、と番組は紹介した。

なお、番組では“キレた”とあわせて“逆ギレ”についても言及。こちらはダウンタウン・松本人志が生みの親で、バラエティ番組「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」で使用したことがきっかけだと紹介した。

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