キャラメルボックスが活動再開、電撃休止発表から2年

2021/06/03 16:01 Written by Narinari.com編集部

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2019年5月31日に活動休止を電撃発表した演劇集団キャラメルボックスが、6月3日、公式サイトを更新し、活動再開を発表した。

公式サイトに掲載された、成井豊代表名義による「キャラメルボックスの活動再開について 〜2021年12月復活公演のお知らせ〜」では、「この度、私たち演劇集団キャラメルボックスは、休止していた公演活動を、今年12月より再開することにしました」と発表。

活動休止中は「劇団員それぞれが個別に活動を行ってきました。私自身も、プロデュース公演や専門学校の公演などに携わってきましたが、その過程で改めて、自分の劇団であるキャラメルボックスでしか作れない芝居があることに気付きました。そこで、昨年の11月、劇団員全員に活動の再開を呼びかけました。それから何度も話し合いをした結果、今年12月に復活公演を行う、との結論に達しました」と、活動再開に至るまでの経緯を説明した。

復活公演の演目は「キャラメルボックスの代表作である、『サンタクロースが歌ってくれた』を選びました」とし、「この作品の中で、主人公の芥川は『何度でもやり直すんだ』というセリフを口にします。これはまさに、今の私たちの気持ちです。だからこそ、この作品から再スタートを切ることに決めたのです」との理由から、この作品を選んだという。

そして、「今後は、これまでの反省を活かして、あらゆる面において無理のない公演活動を行っていくことをお約束します。つきましては、12月の復活公演に、ぜひとも足をお運びください。また、キャラメルボックスの今後の活動を、ぜひとも応援してください。心よりお願い申し上げます」と呼びかけている。

キャラメルボックスは1985年に成井豊氏らが旗揚げした人気劇団。過去には上川隆也、近江谷太朗らが所属していた。

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